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マラソン業界と焼酎業界の意外な共通点

マラソン業界

この業界に勤めてまだ2ヶ月。語るのにはまだ早いと思いますが、この業界をどのように思うのかは僕の個人的な意見なのでここでお伝えさせていただきたいと思います。

この業界を例えるならば、スポーツメーカー。
世界三大ブランドと言われる、ナイキ、アディダス、プーマ。
他のスポーツは置いといて。
マラソン業界においての近年のシェアを取っているブランドはどこのブランドでしょうか?
ここ数年ナイキの厚底のシューズをよく目にするようになりました。
プーマはランニングシューズをほぼ撤退し、アディダスは厚底を出すも履いている人を見つけるのが難しい状況。
駅伝、マラソン、市民ランナーを含めナイキの厚底シューズを履く人ばかり。僕たち市民ランナーも、定期的に新作を出すナイキの戦略にハマり、すでにシューズを持っているのに新作を手に入れたい欲求に駆られます。
ちなみに先日開催された東京マラソン2020、男子マラソンで優勝したキプチョゲ選手、日本の大迫選手もナイキ所属の選手です。

マラソンシューズのシェア率と普及率には違いがあります。
普及率が高いのはONというスイスのメーカーです。僕はこのメーカーのシューズ、ランニングアイテム、そして哲学が好きです。
ONの好きなところは、人がはっきり見える。ところです。
造りて、それを伝えるONのメンバー。遠すぎず、近すぎず。
定期的に地方でイベントをしてONの愛情を深めているのが僕にはとても魅力的に感じました。実際に福岡にいるときに参加してランナー仲間が増えたり、ON商品の良さを体感することができました。
造り手、メーカーの人と消費者の距離感が大切だと感じました。

焼酎業界

焼酎業界もスポーツメーカーと同じように大手と言われる企業があり、そして、中小企業もあります。
僕が働く蔵は中小の分野に入ります。
焼酎業界もスポーツメーカーのようにブームがあったり、そのブームに合わせて新商品が世に出たりします。

マラソン業界と同じようにシェア率と普及率の違いがあると思います。
商品の品質が良いのは絶対条件として、自分たちの活動を最大限に知って頂くために、どのように商品を伝えて行くか。
焼酎業界の宣伝は表面的なところで止まっているような気がしますが、弊社は色んな業界と共存することによりマラソン業界のONのように普及率を高めているような気がします。

文明と文化の最中で

弊社の強みは、ドメーヌ。自社でその土地の風土、気候を生かした原料を作っている事。
機械化が進み、農薬が多く開発され、効率よく大量生産される文明社会の中で、土にまみれ、自分たちで原料を育て作る蔵は弊社のみだと思います。

自社で原料を作るメリットは鮮度を保てるという事。


旨い焼酎を作るには農業×醸造しかない。

農醸一体。
この強みを活かした焼酎を是非飲んでいただきたい。
大手のようなシェアを取るような活動はできないですが、自分達の実際に行った活動を伝えることが出来ることの全てです。

自分なりに表現する

色んな方がすでに応援してくれてます。
福岡生活の18年。福岡の友達が八千代伝の作品を購入してくれた写真、飲んでくれた写真を送ってくれます。
本当にありがとうございます!!

微力ですが、自分達の活動、この業界の事をお伝えする事でこの業界が良い方向に進んだり、焼酎に興味を持つ方が増えたら良いなぁと思います。
引き続き八千代伝の焼酎をお楽しみください。
そして、年末には僕が造りに少しですが加わった
無濾過が発売予定です!
自分もとても楽しみです!お楽しみに!




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