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言の葉遊び いいかげん

「いいかげん」という言葉、ふくろ猫はよく「いいかげんにしなさい!!」と怒る時に使っています。他にも、課題を適当に済ませてたら「いいかげんにやったらダメだよ」とご指摘を受ける、お風呂で「いい湯かげんだな〜(^^)」とほっこり。皆さんは「いいかげん」をどの様に使われていますか?

本来、加えすぎても減りすぎてもいない、ちょうど良い状態を指す言葉なんだろうな、と思います。そして、いい加減という言葉を使う場面は、自分でどうにか調節できる時が殆どではないかでしょうか。「いいかげんにしなさい!!」はやり過ぎてる(陽に傾いている)から抑えなさい、「いいかげんにしちゃダメだよ」は停滞してる(陰に傾いている)からもっと行動しなさい、というアドバイスです。その言葉を受け取った本人が行動して初めて良い加減(中庸)にすることができます。

絶えず陰陽の間を揺らぎ、ひと時として同じ場所に留まる事がないのが、この世の理りです。人生の舵を「良い加減」に取って生きたいふくろ猫です。


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