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論破力を読んで 2 論破したその先を見据える

本書の冒頭でも述べているとおり、


実生活でも論破力は諸刃の剣だと言うことをまず知っておくこと。例えば夫婦ゲンカでも相手を論破してもいいことなんて全くない。
人生うまくいくことが目的であって、論破力はあくまでもその手段。
その場で相手をやりこめたところで実はなんの意味もない。
人を説得するときは論破したその先、つまり人生うまくいく可能性まで想像してからつかいましょう

例えば学生なら
理不尽なことで先生に怒られて反発したとします。
けどそれってお互いメリットないんですよね。反発したところで先生も折れるわけにいきません。体罰(暴力)とかセクハラ(性的暴力)みたいな、もはやそれは警察(法律)が介入すべきっていう案件はまた別として、たいていの事は表面上謝っておけば済むかと。

会社の仕事で上司に
効率の悪い、昔ながらのやり方を強制されたとして。とりあえずしばらくは従っておいて、その上司と仲良くなって信用されるようになってから効率の良い「こんなやり方ってどうでしょうかね?」みたいな提案してみるとか。

夫婦喧嘩なんてその最もたる例で、相手を論破しようなんて思った時点で夫婦としてどうなの?という感じですし、たとえ論破成功したところでお互いメリットがありません。もし相手に非があっても、先に謝って折れた方が得なこともあります。


独立したい!起業したい!というのはあくまでも手段であって目的ではない(本来起業とは「これがしたい」、もしくは「やってたら利益出ちゃった」、という目的ありきの手段の一つ)というのと同じように、論破というのも、この相手を論破してギャフンといわせたい!という目的では人生間違えますよ、という。
あなたの人生をうまくいくようにする為の方法論にすぎない、という点をお忘れなきよう

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