君の名前で僕を呼んで
君の名前で僕を呼んで
僕の名前で君を呼ぶ
君の心のすみずみに 染みとおっていくこのよろこびは僕のもの
この手のなかにあるものはとどまることはない
川の流れみたいなもの
ここにいて
何も知らない僕を見つめて
はじめて僕が僕であることが誇らしいから
この世は怖いものだらけだ
泣くなって言われたから強いふりをすることには慣れたけど
何度も惹きつけられる
誰かを守るなんておこがましいね
ただ一緒にいたい
木漏れ日は点滅する
頬も背も焼かれながらやさしい歌を聴いている
君の考えてること分かるよ
だから泣きたくなる
ただのいなか町の夕暮れのひかり
だらしなくあたたかいひろがりのなかで胸がつまる
景色の色も変わってしまってこれが僕の新しい世界
ここにいて
僕の名前で君を呼ぶ
情けなく誇らしい
君と出会った僕が ここにいる
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