石油は何年でなくなる?
突然ですが、石油がなくなるまであと○○年という言葉を聞いたことがありますよね?昔から言われている言葉なのにどうしてずっとなくならないのでしょうか?気になったので、調べてみました。
まず、「あと○○年」(可採年数)がどうやって算出されているのでしょうか?それは、現時点で確認されている採掘可能な埋蔵量をその年採掘した石油の量で割った値です。2020年では、1兆7324億バレル/324億バレル=53.5年分となっています。このような計算方法なので、発掘可能な埋蔵量が増えると、「あと○○年」も増えていく事になります。ここ30年のデータを見てみると、石油の消費量が増えているのに可採年数が増えています。この理由として、新しい石油資源の実用化が挙げられています。
新しい油田の発見や、新技術の実用化などで、採可年数が減っていないのありがたいことですが、石油の埋蔵量に限りがあるのは事実です。ほかにも二酸化炭素の排出も気になるので、様々なエネルギー生産方法を考えなければいけませんね。
尊文 作
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