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なぜ日本の食料自給率は低いのか

 皆さんは、日本の食料自給率が何パーセントか知っていますか?農林水産省によると、2020年度の日本の食料自給率はカロリーベースで試算すると37パーセントだそうです。ではなぜ、日本の食料自給率はこんなにも低くなってしまったのでしょうか。

 ここまで食料自給率が下がってしまった主な原因の1つが、食生活の欧米化です。米や野菜、魚介類の自給率は今でも高いですが、食生活の欧米化に伴い、肉や小麦粉の需要が増えており、需要に対して生産量が少ないので食料自給率は低くなってしまっています。(2018年度の牛肉の自給率は10パーセント)スーパーマーケットに売られている肉の3割から5割は国産のものではないのか?と思う方もいるかもしれませんが、海外から輸入された飼料を食べて育った牛や豚、鶏などは自給しているとは見なされないそうです。

 米や野菜などは、自給率が高くても需要が少なく、肉や小麦などは、需要が多いが、自給率が低いので全体の自給率が少なくなってしまっているそうです。また、海外から輸入した飼料で育った家畜は自給していると見なされないと言うことを初めて知りました。

                               晶文作

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