2023.12.22 損出しはいつまで?

損出しが終了すると売り圧力が減り、上値が軽くなる。

まるで空を覆っていた暗雲が一挙に晴れるように。

2022年12月26日の年初来安値銘柄数

昨年書いた日記を見返すと、2022年12月26日(月)の年初来安値銘柄(当時Yahoo!ファイナンスで確認)は300件を超えていた。

ということは、クリスマス前に損出しが完了せず、翌週まで継続してることがわかる。

2022年12月26日と2023年12月21日の指数比較

今年は日経平均やTOPIXが大きく上昇した。一方、グロース市場は悲惨なことになってる。

その影響による損出しが、グロース市場の売り圧力を強めてる可能性はある。

2022年12月26日(月)の指数
2023年12月21日(木)の指数

損出しはいつまで?

こればかりは誰もわからない。すべては個人投資家の精神的なものによる。

早く損出しを終えてクリスマスを迎えたいと思えば、クリスマス前がピークになる。

なんとか最後まで粘って株価の値上がりを待ちたい勢が多いと、クリスマス以降の今年分の営業日がピークになる。

最後に

近年、損出しの影響で12月のグロース市場はえらく下がる。

業績とか材料とか一切関係なしに下がるものだから、多くの個人投資家がぶん投げたとこは、上手い投資家がすべて拾っていく。

それが知れ渡っているのに、いまだに損出しが行われてる。個人投資家がどうぞどうぞと他人の利益を提供してるかたち。

そんな事情を見ていると、国は国民に投資を促すなら、損出しは生きてる間ならいつでもOKにするべきと思う。

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