2023.06.20 地獄の底から這い上がって来た、Atlas Technologies(アトラステクノロジーズ)利確【含み損222万円】

2023年5月15日に株式投資からの引退を決意してからはや一月。宮崎駿監督ばりに引退宣言撤回。新作「君たちはどう生きるか」は自分に問いかけてるのかもしれない。

引退を決意したあの時、正直もう完全に終わったと絶望していた。キャピタルゲイン目的で買う銘柄がことごとく外れる。一方で日経平均は年初来高値更新。

投資家にとってなにより辛いのは損よりも儲け損なうこと。調子の良い日経平均を尻目に全く乗れないどころか含み損が拡大していく持株を見て、心がポッキリ折れてしまったわけだ。

しかし、この相場の世界に長くいると毎度捨てる神あれば拾う神あり。なんと今回もまた拾う神が舞い降りてきた。

買値1430.5円400株のAtlas Technologies(アトラステクノロジーズ)、買ってからあれよあれよという間に下げ、決算発表翌日の2023年5月16日に上場来安値の 965円を付けるが、その日を大底に昨日1484円まで上昇。

本日利確したAtlas Technologies(アトラステクノロジーズ)約定照会。
Atlas Technologies(アトラステクノロジーズ)週足チャートと日中足チャート。需給の悪さだけで下がり続けたものが6月に入って大きくリバウンド。現在も空売り残が多いのでショートカバーによりまだまだ上に行く可能性もある。

そして本日前場寄り付き1470円で全株利確。買った時は1400円を大底にして数年以内に1800円くらい行けばいいやと楽観していたのが甘かった。最大マイナス465円の値幅を見せつけられたものだから、まだ上がるかもしれないなかでも利確せざるを得なかった。

含み損は同値以上撤退で勝ち確定とも言えるから結果的に良かったとはいえ、下降トレンドで買う時は十分な値幅を想定してナンピン前提で買うというルールを破ったことが、今回大きな含み損をつくった原因なのは明白。

もし計画的なナンピンで買っていたらここまで苦心することなく利益を取れていたはず。そのせいで大底から500円も上昇してるのに数十円の値幅しか取れなかったことを深く反省しないといけない。

最後に、短期で上げてきた日経平均が天井感を醸してる。そのおかげで新興市場に循環物色の波が来てる。Atlas Technologies(アトラステクノロジーズ)が大きくリバウンドしたのもその波の恩恵だろう。

外国人投資家によって短期で急騰した日経平均、先週から循環物色の資金が入り始めた新興市場。今後の地合いはどうなるか誰もわからない。しかし、ひとつ言えるのは一切楽観視していないということ。

それはマイポートフォリオで一番投資額が大きいのに損率も最大の駅探が全く指数の上昇に連動せずヨコヨコしてることにある。仮に駅探に資金が入ることがあれば、それこそ循環物色の終わりが近づいてるかバブルのどちらか。

そして、もし循環物色程度なら駅探は救えない。バブルなら駅探は救える。駅探を救えるほどの相場ならアベノミクス再来と位置づけ個人投資家は踊っていいと思う。

本日の指数。
※持株一覧(SBI証券ポートフォリオ利用)

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