専門学校前期授業が終わっての感想~何を勉強してる?~

こんにちは。


私事ですが、今年の春から専門学校に入学し、もう前期の授業が終了しました。任意参加の補講がまだあるので、ちょこちょこ学校には行くのですが、「あっという間にひと段落ついてしまったな~」という感じです。


私は入学前に「どんなこと勉強してるんだろ~」って気になっていたので、ゆるっと雰囲気を伝えられたらいいなと思います。


☆癒しじゃなくて医療?はり・灸、あん摩マッサージの勉強内容|生理学・解剖学ほか

私の電子書籍や過去のブログ記事で知ってくださっている方もいるかもしれませんが、私は3年制の専門学校の「はり・灸、あん摩マッサージ指圧科」に通っています。


3年の冬に受験する国家試験(座学、例年通りであれば4択マークシート)に合格できれば、「はり師」「灸師」「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を取ることができます。


授業内容として、私が感じたのは「意外と、めっちゃ医療職っぽいじゃん!」ということでした。


リラクゼーションを目的とした、痛くない・気持ちいい鍼やお灸をコンセプトにしたお店が増加傾向にあったり、癒し目的の「オイルトリートメント」や「整体」のお店も多いことから、「国家資格って言ったって、所詮癒しでしょ?」と言う人もいるそうです。


私も、その分野の垣根は曖昧なのかな~というイメージがありました。


ですが「鍼、灸、あん摩、マッサージ、指圧」というのは医療行為なんですね。WHOでも定められています。


https://kanpo-kan.com/who.html


このように「そもそも、それ自体が医療行為だから」という理由で、生理学や病理学、生物学や解剖学の座学をしっかり勉強していきます。


もう一つ、整骨院・鍼灸院などの治療院に「血をサラサラにして、血栓が詰まるのを防ぐお薬」を飲んでいる人が来院されたりだとか、「何だか足がかゆい」とおっしゃる患者さんの足を見てみたら黄疸が出ていて、病院で検査してもらったら末期ガンだったとか、「すごく背中が凝る」という人をいくら施術しても全くほぐれず「さすがにおかしい」と病院に行ってもらったら、やはり胃がんだったとか...


「この人、一度病院に行ってもらったほうがいいな」「この人に鍼を適用しないほうがいいな」「より慎重に治療しないといけないな」という判断が必要になる場面が出てくるのだそうです。


そういう時に、薬剤師や医師ほどではないにしても、基本的な知識を持っているべきなのだそうです。そのため、ガッツリと体のことを勉強していきます。


勉強は「覚えること多いな」「キツイな」と思うこともあるけれど、私はリラクゼーションセラピストの知識では「物足りない」「もっとちゃんと体のことを理解したい」と思っていたので、真剣に勉強できる環境が幸せだなと感じています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?