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大人もこどもも対話する2024年に②

続き
でもその旅の時に、

強制、命令、指示の関係を生きる子ども達に「豊かな心」は育ちません

適応する力があるこどもは 実はそれは反応してるだけかもしれません

勝手に育つ、放任、放置された子どもにも 「豊かな心」は育ちません
「子ども様」に育ててしまった家庭のしんどさを見てきました

「豊かな心の育ち」は

子どもと一緒に生きていきたいという大人の主体(願い)と
子どもの主体(願い)が一緒にが ポイントなのです

私は「豊かな心」に育った障害のある子どもに
たくさん出会ってきました

🌈喋れない子ども同士が
大人を介さずに笑い合って中庭で遊んでいること

🌈新入生が入ってくる4月、
泣いている1年生を横目に
ちょっとカッコつける子どもたち

🌈山の上で自分たちで作ったお弁当を
満足そうに食べる子ども

🌈落ちてくる柿を
今か今か、、、とワクワクして待っている様子

🌈初めて見た消防車ののはしごの長さに
感動してその長さが一枚の画用紙に書ききれず4枚も継ぎ足した子

🌈大好きな人の存在のおかげで
絶対にやらないって言っていた
文字の練習を始めたこと(ラブレターが描きたかったんです)

🌈劇の主役が欲しくて
配役決定した後も
意地でもと
食い下がりあきらめなかった自閉症の男子生徒

そんな「豊かな心」に育ったこどもたちと
その周りのおとなたち

その時間が それはそれは楽しくて
愛おしくて美しかったです

でも気がつきました今私がすることは

子どもたちの「豊かな心の育ち」を保障するために

心のケアをすることが必要なんだと


情緒が安定していない
人を信じられない
笑顔を喜べない
試し行動をしてしまう
好きなものが少ない
楽しめない
生活リズムが崩れ、いつも眠い、便秘など不機嫌

心に傷がついた子どもたちです
それを見ている親御さんも一緒に傷つきます

まずは親子の心をケアすることが
優先事項になっている現代

その心のケアをする
お手伝いを 精神科小児の訪問看護でやっています

引き続き
子どもたちの心がケアされ
新しい自分にで会うことを
ワクワクできるような 
心のサポートの方法を
看護師さん親御さんとチームになって
進めて参ります

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