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【6/25(日)】週明け FX環境認識およびトレードプラン
総称
経済指標のピークも過ぎ、結果として円高ドル高が色濃く出た相場となった。
そのためドル円はもちろんのこと、総じて円が売られる相場であったため、ドル円のみならずクロス円も軒並み上昇。
円が買われる要因が全くと言っていいほどないため、中長期で見ても現在の円安相場が続いていきそう。
しかし来週は月末+四半期末ということもあり、GPIF含めた機関投資家のリバランスに注意していきたい。
さらにドル円も143円後半まで伸びていることから、日本政府も口先介入で相場にけん制をしてくる可能性が高い(実弾発射は145円到達しないとなさそうだが)。
そのため、中長期でみればまだまだドル円・クロス円のロング目線であるが、来週は上記を中心とした円高圧力がかかることが予想されるため、いつも以上に石橋をたたきながら謙虚気味にトレードしていく。
来週の大まかなトレードプランとしては、
上記様々な円高懸念事項があるため、デイトレは基本やらない。ただし、テクニカル/ファンダともにわかりやすい相場が来れば、スキャルピング(数時間単位)でのトレードは検討する。
ある程度大きな押し目を形成したら、フィボの節目で段階的にドル円・クロス円のロングを仕込んでいく(スイング)。 ※フィボ節目の詳細は後述
ドル円・クロス円に絞ってトレードしていく。※GOLDとGBPUSDは例外
主要通貨の環境認識
USDJPY
<エントリー>
・スイングロング(〇)
・スキャルピングロング(△)
・スキャルピングショート(▲) ※ほぼやらない
<ファンダ>
・FOMC+FRBのパウエル議長の発言から年内2回の利上げが濃厚
・タカ派発言
・日銀の金融緩和継続/YCC修正なし
→ドル高要因
<テクニカル>
・D1ベースの上昇チャネル内推移
・H4ベースの上昇3波中
→1波=3波分の値幅を獲り切っていないため、目線は上方向
<詳細エントリープラン>
スイングプラン(数日~数週間)
基本的に押し目買い一択。
日米の金利差は依然縮まる動きがないため、今後も上昇していくと思われる。
しかし145円到達までは、日本政府の口先介入や、月末・四半期末の機関投資家のリバランス売りを意識しておかなければならない。
それらの円高圧力で大きく下落した後に、押し目をスイングで買っていく方がよさげ。
そのため、来週は積極的にスイングロングを仕込んでいくアクションはなく、どちらかというと来週末~7月初週に仕込めれば良し。
とはいえ、押し目買いポイントまで到達すれば、スイングロングを仕込んでいきたい。
具体的な押し目買いポイントは下記の通り。
![](https://assets.st-note.com/img/1687592557486-cWfxag04X2.png?width=800)
<押し目買いポイント>
指値ロングで、数ポジ仕込んでおく。
①D1フィボ:61.8%+H4フィボ:38.2%→142.160円付近
②さらに下落した場合は、H4ベースの50%、61.8%でも数ポジ仕込む想定。
③月末最終日になっても上記の押し目を付けない場合、プライスアクションを見てH4フィボ23.6%(142.860円)付近で仕込むことも検討する。
SL:140.500円付近(H4フィボ61.8%の下)
TP:CMT(分割利確)→144.950円付近(リスクリワード1:1.07)
BC→144.950円付近(リスクリワード1:1.6)
デイトレードプラン(数時間~数日)
恐らくやらない。
スキャルピングプラン(~数時間)
下記2つのケースでは、トレードを検討する。
①ファンダ+テクニカルで方向揃ったタイミング
→例えば、M15足でレンジ相場や三角持ち合いなど、テクニカル的に分かりやすい形となっていて、6/27(火) 23:00発表の「米国5月新築住宅販売件数」の結果を受け、その結果でブレイクした場合、順張りでエントリーする、など。ただし速攻エントリーするのではなく、指標発表後、少なくともM15足の確定を待って逆行しなさそうだったら。
②上記スイングの押し目買いポイントである「D1フィボ:61.8%+H4フィボ:38.2%」「H4ベースの50%、61.8%」
→少なからず反発される可能性が高いので、さらに下位足(M5など)でロングシグナルが出れば、スキャルロングを検討する。
※ショートシグナルの場合はショートも検討
EURJPY
<エントリー>
・スイングロング(〇)
・スキャルピングロング(〇)
・スキャルピングショート(▲) ※ほぼやらない
<ファンダ>
・日銀の金融緩和継続/YCC修正なし
・ECBでの0.25%の利上げ
→ユーロ高要因
<テクニカル>
・D1ベースの上昇チャネル上限タッチ
→多少の戻りをつけるかも?
<詳細エントリープラン>
スイングプラン(数日~数週間)
押し目買いの場所を探していく。
6月はかなりの上昇幅であったため、チャネルや三角持ち合いというよりは、フィボを活用してどこまで押し目を付けるかを考えていきたい。
正直、金利差やユーロの安定性、日足の確定足(下ヒゲの長い陰線)から、そこまでの押し目は付けない印象がある。
また、6/26と27のECBラガルド総裁の発言で今後のユーロの方向性が色濃く出る可能性もあるので、そこは注視したいところ。
具体的な押し目買いポイントは下記の通り。
![](https://assets.st-note.com/img/1687599962261-7r3RBS2iE3.png?width=800)
<押し目買いポイント>
指値ロングで、数ポジ仕込んでおく。
①H4フィボ:38.2%+H1フィボ:100%→154.198円付近
→ここまで下落してくれるのがベスト。
SL:152.040円付近(H4フィボ61.8%の下)
TP:CMT(分割利確)→156.800円付近(リスクリワード1:1.21)
BC→157.970円付近(リスクリワード1:1.75)
②上記①までの押し目を付けない場合もあるので、H4フィボ:23.6%+H1フィボ:61.8%でも数ポジ仕込む想定。
SL:153.740円付近(H4フィボ38.2%の下)
TP:CMT(分割利確)→156.800円付近(リスクリワード1:1)
BC→157.970円付近(リスクリワード1:1.85)
③さらなる深い押し目を付けた場合、H4フィボ:50%+61.8%で大きくロングを仕込む
SL:150.630円付近(H4フィボ78.6%の下) ※50%の場合
TP:CMT(分割利確)→156.800円付近(リスクリワード1:1.28)
BC→157.970円付近(リスクリワード1:1.71) ※50%の場合
デイトレードプラン(数時間~数日)
恐らくやらない。
スキャルピングプラン(~数時間)
下記2つのケースでは、トレードを検討する。
①ファンダ+テクニカルで方向揃ったタイミング
→例えば、M15足でレンジ相場や三角持ち合いなど、テクニカル的に分かりやすい形となっていて、「ECBラガルド総裁発言」や「HICP」の結果を受け、その結果でブレイクした場合、順張りでエントリーする、など。
ただし速攻エントリーするのではなく、指標発表後、少なくともM15足の確定を待って逆行しなさそうだったら。
②上記スイングの押し目買いポイントでのスキャルピングロング
→少なからず反発される可能性が高いので、さらに下位足(M5など)でロングシグナルが出れば、スキャルロングを検討する。
※ショートシグナルの場合はショートも検討
その際の利確ポイントは、H1ベースのフィボで判断する(次のフィボの節目まで)。
![](https://assets.st-note.com/img/1687603217220-lfuWTO1I92.png?width=800)
GBPJPY
<エントリー>
・スイングロング(〇)
・スキャルピングロング(〇)
<ファンダ>
・日銀の金融緩和継続/YCC修正なし
・BOEでの0.5%の利上げ
→ポンド高要因
しかしその裏で、英国の消費者物価指数の伸び率が鈍化しなくインフレが今後も続きそうなことから、これ以上の利上げに国民が耐えられるのか?という不安材料が垣間見えたため、ポンド売りにもなりかねない現状も理解するべき。
ターミナルレートは来年序盤に6%でピークを迎える予想。
不安定さは残るものの、総合的に見るとポンド高が優勢か?という状況。
その中で、6/28(水)22:30~の「BOEのベイリー総裁の発言」で今後のポンドの動向が決まってくるかもしれない。
<テクニカル>
・W1上昇チャネル上限サポートタッチ
・D1フィボ:23.6%サポートタッチ
→総じて上目線
<詳細エントリープラン>
スイングプラン(数日~数週間)
押し目買い一択だが、押し目探しが非常に難しい。
W1ベースで意識される水平線が186.430円付近にあるが、そこがフィボナッチエクスパンションでも161.8%のラインと重なるため、ファンダ的な要因も含めて、遅かれ早かれそのラインまでは高確率で到達すると予想している。
また、そこまで深い押し目は付けないとも思っているので、下記画像のD1フィボ:23.6%付近まで押し目を付けたら、ロングを検討する。
![](https://assets.st-note.com/img/1687606961473-xr4N0Tajn7.png?width=800)
<押し目買いポイント>
指値ロングで、数ポジ仕込んでおく。
①D1フィボ:23.6%+W1上昇チャネル上限サポート→179.920円付近
→ここまで下落してくれるのがベストだが、正直到達するかわからない。
SL:176.650円付近(H4フィボ38.2%の下)
TP:CMT・BC→185.980円付近(リスクリワード1:1.87)
②183.000円がサポートとして機能した場合は、状況に応じてその値付近から少量ロングを仕込む(リスクリワードが悪いので)
SL:179.030円付近(H4フィボ23.6%の下)
※H4フィボ23.6%のラインを、4時間足実体で下抜け確定したら手動で損切
TP:CMT・BC→185.980円付近(リスクリワード1:0.73)
※こちらの詳細については、週明けの値動き見てから再度分析しなおす。
デイトレードプラン(数時間~数日)
恐らくやらない
スキャルピングプラン(~数時間)
下記2つのケースでは、トレードを検討する。
①ファンダ+テクニカルで方向揃ったタイミング
→例えば、M15足でレンジ相場や三角持ち合いなど、テクニカル的に分かりやすい形となっていて、6/30の「英国GDP」の結果を受け、その結果でブレイクした場合、順張りでエントリーする、など。
ただし速攻エントリーするのではなく、指標発表後、少なくともM15足の確定を待って逆行しなさそうだったら。
②上記スイングの押し目買いポイントでのスキャルピングロング
→少なからず反発される可能性が高いので、D1フィボ23.6%付近などで、さらに下位足(M5など)でロングシグナルが出れば、スキャルロングを検討する。
※GBPJPYについては、ショートは考えない。
あるいは、下図のM15のように、直近安値→高値にフィボを引き、下位足でロングシグナルが出れば、一段階上のラインまでロングする、など。
![](https://assets.st-note.com/img/1687613499237-AU0YCDFZby.png?width=800)
ただし、ほかのエントリーと比べて期待値は低そうなので、その時々のプライスアクションを見て検討する。
AUDJPY
<エントリー>
・スキャルピングロング(△)
・スキャルピングショート(△)
<ファンダ>
・中国景気の先行きが不透明
・原油先物が下落
→豪ドル安要因
・RBAの政策金利0.25%利上げ
・日銀の金融緩和継続/YCC修正なし
→豪ドル高要因
上記のように、豪ドル高になる要因と豪ドル安になる要因が相まっているため、他のクロス円通貨と比べると上昇率はそこまでないと予想している。
そのため、優先してトレードはしない。
良い形になった際にはスキャルピングでエントリーも検討するが、詳しいエントリープランについては週明けの値動きを見てから。優先度低め。
EURUSD
ユーロ高ドル高のため、どっちつかずの値動きになりそう。
テクニカル的に良い形になればエントリーを検討するが、優先度は超絶低め。
GBPUSD
<エントリー>
・スイングロング(〇)
・スイングショート(〇)
・スキャルピングロング(〇)
・スキャルピングショート(〇)
<ファンダ>
・ドル高ポンド高なので、拮抗中
<テクニカル>
・W1フィボ:61.8%反発
・MN1フィボ:23.6%反発
→下目線
・D1上昇ウェッジ上限反発
・H1フィボ:61.8%反発
・H4切り上げラインサポート反発
→上目線
EURUSDと同様にどっちつかずの値動きになりそうだが、テクニカルでみてみると、上か下かどちらかに大きく抜けそうな場面となっている。
2021年6月~2022年9月まで続いていた大きな下落の高安に対してフィボを引いたとき、W1フィボ:61.8%(1.28017)付近となっており、今週は陰線反発で終了している。
さらにMN1のフィボ:23.6%と重なっているのも下落する大きな要因。
![](https://assets.st-note.com/img/1687616087982-fQh08HBMJZ.png?width=800)
一方で、D1以下の下位足ベースでは、D1上昇ウェッジ上限+H4切り上げライン+H1フィボ:61.8~78.6%がちょうど重なる箇所であり、現在もかなり意識されて上昇反発している。
![](https://assets.st-note.com/img/1687616458552-HZkS7dWvuO.png?width=800)
基本は上位足のほうが優先されるが、さてどうなるか。
現状は上か下か際どいところだが(多少は下優勢だろうが)、方向性が出るとそちらの方向に一気に進む可能性を秘めているので、来週、再来週あたりには大きく動いてきそう。
動向を引き続き注視していきたい通貨。
※ちなみに、6/24現在でGBPUSDのロングを底値から数ポジ保有中(笑)。なので、個人的には上がってほしい。。
※最新情報:ロシア情勢により、リスクオフのドル買いになる可能性あり。週明け速攻でポジション手仕舞う予定。
ゴールド買いになってくれればありがたいが。。
<詳細エントリープラン>
スイングプラン(数日~数週間)
いま現状で持っているロングポジの大半は、H1ベースのフィボ50%付近でTP刺さるように設定(スキャルピング)。
残りのポジはSLを建値付近に移動させ、スイングトレードとして利益の最大化を図っていく。
デイトレードプラン(数時間~数日)
恐らくやらない
スキャルピングプラン(~数時間)
いま現状で持っているロングポジの大半は、H1ベースのフィボ50%付近でTP刺さるように設定(スキャルピング)。
残りのポジはSLを建値付近に移動させ、スイングトレードとして利益の最大化を図っていく。
AUDUSD
こちらの通貨は監視通貨専用。
その他通貨の環境認識
ゴールド(XAUUSD)
<エントリー>
・スイングロング(▲)
・スキャルピングロング(〇)
・スキャルピングショート(◎)
<ファンダ>
・現状はリスクオフではドル買いが主流のため、ゴールドは売られる傾向がある(ドルの金利が高いため)。
しかしロシア情勢+ドル円為替介入懸念から、リスクオフでゴールド買いになる可能性は捨てきれない。
→どっちもどっち。現状のレンジ相場をブレイクするためには、大きなほかのファンダ要因が必要だと思われる(それがロシア情勢の可能性がはある)。
<テクニカル>
・D1上昇チャネル下限をしたブレイク
・レジスタンスラインが多く、上値が重い
→下優勢
![](https://assets.st-note.com/img/1687619191101-mq9ECzJ6rJ.png?width=800)
スイングプラン(数日~数週間)
スイングでロングを検討するなら、ロング優勢になってから。
来年以降に米国(ドル)が利下げに踏み切るのは確実なため、リスクオフとしてゴールド買いに流れる傾向となるだろう。
その際は、おそらく最高値の2070ドルを超えてくる想定。
テクニカル的にも、現状の位置がD1ベースの上昇5波の起点のため、底からロングを保有していきたいプランがある。
しかし現状はテクニカル的にもファンダ的にもショート目線なので、気長に時を待ちたい。
ただ、ロングを仕掛けるのはそう遠くはない。
デイトレードプラン(数時間~数日)
恐らくやらない。
スキャルピングプラン(~数時間)
①現状は戻り売り一択。H1水平線(1928.424付近)で反発の兆しがあれば、ショート検討
②しかし、D1フィボ61.8%付近やH1下降チャネル下限の反発でロングシグナルが出た際は、数時間単位の保有でスキャルロングも検討したい。
![](https://assets.st-note.com/img/1687621051044-Kcv24RQMzV.png?width=800)
EURAUD
<エントリー>
・スイングロング(△)
・デイトレショート(〇)
・スキャルピングロング(△)
・スキャルピングショート(〇)
<ファンダ>
・ユーロ高の現状だが、豪ドルについてはどっちつかずの状況
→どちらかというとロング優勢か?
<テクニカル>
・H4下降チャネル上限反発
・H4ベースの下降5波の起点?
→下目線
・D1ベースの上昇5波中?
→上目線
今後の値動き次第で、方向性が180度変わってくる。
![](https://assets.st-note.com/img/1687619163916-4w5Wc2VNs2.png?width=800)
スイングプラン(数日~数週間)
スイングでロングを検討するなら、D1ベースの上昇5波と断定できてから。
しかし現状では断定不可なので、週明けの値動きを確認次第詳細なプランを策定する。
デイトレードプラン(数時間~数日)
①H4下降チャネル上限に反発されてショートシグナルが出れば、H4ベースの下降5波とみなしてH4水平線(1.60348付近)までデイトレショートを検討。
→しかし現状では断定不可なので、週明けの値動きを確認次第詳細なプランを策定する。
スキャルピングプラン(~数時間)
①H4下降チャネル上限に反発されている現状なので、M15などの足を確認し、ショートシグナルが出ればショート検討。
②H4下降チャネル上限+H4水平線(1.61981付近)上抜け確定で、押し目ロング検討
→しかし現状では細かい分析はできないので、週明けの値動きを確認次第詳細なプランを策定する。
GBPAUD
分析中。優先度低め
CADJPY
クロス円通貨でドル、ユーロ、ポンドの値動きが不安定だった場合、ロングを検討する。優先度はその次。
NZDJPY
クロス円通貨でドル、ユーロ、ポンドの値動きが不安定だった場合、ロングを検討する。優先度はその次。
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