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【6/27(火)】欧州時間 FX環境認識およびトレードプラン


総称

昨日は、機関投資家のリバランス売りっぽい動き+松野官房長官の口先介入があったため、ニューヨーク時間までドル安円高相場となっていた。
しかしニューヨークからは円安方向に進み、結果としてドル円含めたクロス円は多少の押し目を付け上昇中である。

昨日は長時間円高となっていたため、クロス円についてはもう少し押し目をつけるかと正直思っていたが、思った以上に下がらなかったので、今後も深い押し目は付けないと思った方がよさげ。

しかし月末+四半期末相場での機関投資家のリバランス売り+日銀の介入けん制もまだ継続すると思われるため、今後の値動きには注視したい。

そのため中期的に保有するというよりは、短期で相場の流れに沿ったスキャルピングトレードが望ましい。

なお、月末(29、30日)はドル買い需要がでてくると思われるため、個人的には28日までは押し目形成、29日以降はドル買いの相場となるようなイメージでいる。


<本日の大まかなトレードプラン>

14時半現在、円安ドル安で推移しているため、基本はクロス円を触っていきたい。
しかし本日はあまりボラが出ない気がしている。。

  1. スキャルピング(数時間単位)メイン

  2. エントリー通貨:①クロス円/②GOLD/③ドル円


主要通貨の環境認識

USDJPY

<エントリー>
 ・スキャルピングロング(◎)
 ・スキャルピングショート(〇)
 ・デイトレロング(〇)
 
<ファンダ>
 
・月末の機関投資家のリバランス売り
 ・日銀の口先介入
 ・神田財務官3年目続投
  →円高圧力の要因
 とはいえ、中期的には円安相場が継続するものと思われる。
 ある程度の浅い押し目を付け、145円までは上昇するのでは?

<テクニカル>
 
以下に記載。

<詳細エントリープラン>
■デイトレードプラン(数時間~数日)
以下の記載するある程度深い押し目を付けた際は、デイトレでロングを保有しようと思う(浅い押し目の場合は見送り)。
<押し目買いポイント>
以下のポイントで、指値ロングで数ポジ仕込んでおく。

USUSDJPY/デイトレ押し目買いポイント

①143.100円付近
 H1フィボ:38.2%付近
 SL:142.390円
 TP:CMT(分割利確)→143.980円(リスクリワード1:1.19)
   BC(最終利確目標)→144.450円(リスクリワード1:1.85)
    ※円高要因が一応あるので、少し謙虚気味に設定
②142.860円付近
 
「H4フィボ:23.6%+H1フィボ50%」が重なるため。
  SL:141.980円
  TP:CMT(分割利確)→143.980円(リスクリワード1:1.25)
    BC(最終利確目標)→144.450円(リスクリワード1:1.81)
③142.600円のキリ番
 
H1フィボ:61.8%付近
  SL:141.980円
  TP:CMT(分割利確)→143.980円(リスクリワード1:2.29)
    BC(最終利確目標)→144.450円(リスクリワード1:3)

スキャルピングプラン(~数時間)
直近のファンダ要因を見ても買い一辺倒にはなりにくい相場だが、基本的には押し目買い。下図の黄色フィボを参考に、押し目を随時ロングで検討。

USDJPY/スキャルピング押し目買いポイント

<押し目買いポイント>
①フィボ:50%付近
②フィボ:61.8%付近

EURJPY

<エントリー>
 ・
デイトレロング(△)
 ・スキャルピングロング(〇)
 ・スキャルピングショート(〇) 

<ファンダ>
 
・直近で続いている日本円売りの流れが優勢
 ・6/28のECBフォーラム次第で大きな値動きある可能性大
  →多少上昇しながらも、大きなイベント(ECBフォーラム)を控えての限定的な値動きか?

<テクニカル>
 
・D1ベースの上昇チャネル上限付近を推移
 ・現在6/23につけた直近高値に再チャレンジ中
  →徐々に上昇中

<詳細エントリープラン>
■デイトレードプラン(数時間~数日)
基本は押し目買いの場所を探していくが、ECBフォーラムを控えているため本日中はそこまでボラが出なさそうなので優先度は低め。
一応具体的な押し目買いポイントは下記の通り。

<押し目買いポイント>
指値ロングで、数ポジ仕込んでおく。

EURJPY/デイトレ押し目買いポイント


①154.510円付近
 黄色フィボ:38.3%付近
SL:156.185円付近(黄色フィボ61.8%の下)
TP:CMT・BC→156.910円付近(リスクリワード1:1.12)

②156.400円付近
 
黄色フィボ:50%付近
SL:155.980円付近(黄色フィボ78.6%の下)
TP:CMT・BC→156.800円付近(リスクリワード1:1.2)

■スキャルピングプラン(~数時間)
直近のファンダ要因を見ても買い一辺倒にはなりにくい相場だが、基本的には押し目買い。下図の黄色フィボを参考に、押し目を随時ロングで検討。

EURJPY/スキャルピング押し目買いポイント


GBPJPY

<エントリー>
 ・
デイトレロング(△)
 ・スキャルピングロング(〇)
 ・スキャルピングショート(〇) 

<ファンダ>
 
・直近で続いている日本円売りの流れが優勢
 ・6/28のECBフォーラム次第で大きな値動きある可能性大
  →多少上昇しながらも、大きなイベント(ECBフォーラム)を控えての限定的な値動きか?

<テクニカル>
・H1ベースで三角持ち合い形成中
・直近高値チャレンジ中
 →上が多少優勢


<詳細エントリープラン>
■デイトレプラン(数時間~数日)
基本は押し目買いの場所を探していくが、ECBフォーラムを控えているため本日中はそこまでボラが出なさそう。
一応具体的な押し目買いポイントは下記の通り。
<押し目買いポイント>
指値ロングで、数ポジ仕込んでおく。

GBPJPY/デイトレ押し目買いポイント

①182.230円付近
 
H1フィボ:23.6%付近
  SL:181.590円付近
  TP:CMT・BC→187.970円付近(リスクリワード1:1.16)

②182.030円付近
 
黄色フィボ:78.6%付近
  SL:181.300円付近
  TP:CMT・BC→187.970円付近(リスクリワード1:1.29)

■スキャルピングプラン(~数時間)
直近のファンダ要因を見ても買い一辺倒にはなりにくい相場だが、基本的には押し目買い。下図の黄色フィボを参考に、押し目を随時ロングで検討。

EURJPY/スキャルピング押し目買いポイント


GBPUSD

<エントリー>
 ・
デイトレロング(〇)
 ・デイトレショート(〇)
 ・スキャルピングロング(〇)
 ・スキャルピングショート(〇)

<ファンダ>
 ・
ドル安ポンド高
  →ポンドが若干優勢か?
しかし月末のドル需要や、そもそもドルが強くなればそれだけでポンドよりドルが優勢となるので、一概にはどちらに進むかはわからない。

<テクニカル>
・W1フィボ:61.8%反発
・MN1フィボ:23.6%反発
 →下目線
・D1上昇ウェッジ上限反発
・H1フィボ:61.8%反発
・H4切り上げラインサポート反発
 →上目線
・現在H4ベースの三角持ち合い形成中
 →三角持ち合いの抜けた方向次第で、今後の中期的な方向が決まりそう。
  いま一番アツい通貨。

EURUSDと同様にどっちつかずの値動きになりそうだが、テクニカルでみてみると、上か下かどちらかに大きく抜けそうな場面となっている。
2021年6月~2022年9月まで続いていた大きな下落の高安に対してフィボを引いたとき、W1フィボ:61.8%(1.28017)付近となっており、今週は陰線反発で終了している。
さらにMN1のフィボ:23.6%と重なっているのも下落する大きな要因。

一方で、D1以下の下位足ベースでは、D1上昇ウェッジ上限+H4切り上げライン+H1フィボ:61.8~78.6%がちょうど重なる箇所であり、現在もかなり意識されて上昇反発している。

基本は上位足のほうが優先されるが、さてどうなるか。
現状は上か下か際どいところだが(多少は下優勢だろうが)、方向性が出るとそちらの方向に一気に進む可能性を秘めているので、来週、再来週あたりには大きく動いてきそう。
動向を引き続き注視していきたい通貨。


<詳細エントリープラン>
■デイトレードプラン(数時間~数日)

GBPUSD/1時間足

基本的には三角持ち合いを抜けた方向に順張りでエントリー。
※エントリー時は、その時の値動きでTPとSLを設定する予定。

■スキャルピングプラン(~数時間)
上図のように、三角持ち合い上限下限から、反発の値動きを見せたら逆張りでスキャルピングロング/ショートを狙っていく。


その他通貨の環境認識

ゴールド(XAUUSD)

<エントリー>
 ・
スイングロング(▲)
 ・スキャルピングロング(▲)
 ・スキャルピングショート(◎)

<ファンダ>
・ロシアで週末、プーチン政権に対する反乱が起きたが、モスクワ方面への進軍は停止された。金は実質金利やドルの影響を受ける可能性の方が高く、地政学リスクを要因とした上昇は短命に終わる傾向があることが過去の例で示唆されている。
エイミー・サージェント氏らモルガン・スタンレーのアナリストは「金は金利上昇による下方向シナリオやインフレ・成長リスクによる上方向など、あらゆる結末の可能性を同時に織り込もうとしているようだ」とリポートで指摘。「金は高値水準から下がってきているが、現在の利回り水準を踏まえれば依然非常に力強いように見える」と記した。
 →ドル高が優勢な現在、ゴールドは売られ気味だが底も堅い現状

<テクニカル>
・D1上昇チャネル下限をしたブレイク
・レジスタンスラインが多く、上値が重い
 →下優勢

■スイングプラン(数日~数週間)
スイングでロングを検討するなら、ロング優勢になってから。
来年以降に米国(ドル)が利下げに踏み切るのは確実なため、リスクオフとしてゴールド買いに流れる傾向となるだろう。
その際は、おそらく最高値の2070ドルを超えてくる想定。
テクニカル的にも、現状の位置がD1ベースの上昇5波の起点のため、底からロングを保有していきたいプランがある。
しかし現状はテクニカル的にもファンダ的にもショート目線なので、気長に時を待ちたい。
ただ、ロングを仕掛けるのはそう遠くはない。

■スキャルピングプラン(~数時間)

XAUUSD/1時間足

①現状は戻り売り一択(現在1927.5ドル付近からショート中)
 SL:
1934.20ドル
 
TP:CMT(分割利確)→1922.90ドル
   BC(最終利確目標)→1919.560ドル

②しかし、D1フィボ61.8%付近やH1下降チャネル下限の反発でロングシグナルが出た際は、数時間単位の保有でスキャルロングも検討したい。

EURAUD

<エントリー>
 ・
スイングロング(△)
 ・デイトレショート(〇)
 ・スキャルピングロング(△)
 ・スキャルピングショート(〇)

<ファンダ>
ユーロ高の現状だが、豪ドルについてはどっちつかずの状況
 →どちらかというとロング優勢か?

<テクニカル>
・H4下降チャネル上限反発
・H4ベースの下降5波の起点?
 →下目線
・D1ベースの上昇5波中?
 →上目線
今後の値動き次第で、方向性が180度変わってくる。

■スイングプラン(数日~数週間)
スイングでロングを検討するなら、D1ベースの上昇5波と断定できてから。
しかし現状では断定不可なので、週明けの値動きを確認次第詳細なプランを策定する。

■デイトレードプラン(数時間~数日)
①H4下降チャネル上限に反発されてショートシグナルが出れば、H4ベースの下降5波とみなしてH4水平線(1.60348付近)までデイトレショートを検討。
しかし現状では断定不可なので、週明けの値動きを確認次第詳細なプランを策定する。

■スキャルピングプラン(~数時間)
①H4下降チャネル上限に反発されている現状なので、M15などの足を確認し、ショートシグナルが出ればショート検討
②H4下降チャネル上限+H4水平線(1.61981付近)上抜け確定で、押し目ロング検討
しかし現状では細かい分析はできないので、週明けの値動きを確認次第詳細なプランを策定する。


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