マガジンのカバー画像

2020-21読書録

20
運営しているクリエイター

#書籍紹介

「好き」という感情のグラデーション─『推しが武道館いってくれたら死ぬ』

漫画もアニメも面白い『推しが武道館いってくれたら死ぬ』!案の定、『映像研には手を出すな!』を見るためにFODを登録した民なのですが、 せっかく登録したんだからなんか他にも見ようと思って『推しが武道館いってくれたら死ぬ』を観たのですが、これが面白い。 主人公のえりぴよの声優はファイルーズあい。 『ダンベル何キロ持てる?』で紗倉ひびき役をやってた方ですね。演技のはっちゃけ具合がよい感じです。 ご本人もけっこう癖が強そうな方です。 赤ジャージのトップオタ とまあ、アニメ面白

「小さくて大きい行政府」へ─『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』

小さい政府/大きい政府の二項対立を超えていく、小さいけれども、誰も排除されない大きな社会を実現する、「小さくて大きい行政府」はありえないのか? 人口減少によって社会が疲弊し「公共」が痩せ細っていくなか、デジタルテクノロジーの可能性を正しく想像することで、新しい公共のありかた、新しい行政府の輪郭を見いだすことができないか。 テクノロジーと社会の関係に常に斜めから斬り込んできた『WIRED』日本版元編集長、『さよなら未来』の若林恵が、行政府のデジタルトランスフォーメーション(ガバ