好きなものを好きだと表現すること─『メタモルフォーゼの縁側』
亡き夫と通った思い出の喫茶店が閉店し、立ち寄った書店では料理本コーナーがいつもと違う場所に。 過ぎ去っていく時間に寂しさを覚えた時、彼女の目に止まったのは1冊のコミックス――。
75歳の老婦人と書店員の女子高生がBLを通じて織りなすのは、誰もまだ見たことがない日々でした。
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人とあまり上手くコミュニケーションの取れない高校生・佐山うららは,ひょんなことからBLを通じて75歳の市野井雪と世代を超えたコミュニケーションを取るようになり,親交を深めていく...
他人と