[ネタバレあり]アラフォー男のiDOMEツアー感想&自分が演出するなら
※本記事は2023/6/2に公開後、2023/6/12の東京ドーム公演も鑑賞した上で、2023/6/13 に加筆しています。
こんにちは。始まりましたね、Snow Man 1stドームツアーi DO ME!!!!!!!!! 友人のおかげで京セラドーム公演2日目（2023/5/27）に入ることができました（マジでありがとう）。Snow Manのコンサートは2020年のMania@横浜アリーナに続いて2回目でした。あの時は初めてのジャニーズグループのコンサートで、たくさんの女性たちの中で勝手が分からずド緊張していましたが、いくつかの現場経験を踏まえた今回は、ファンサうちわを作ったり、それスノ風カラーつなぎを着たり、年甲斐もなくはしゃいでみました、、、。
コンサートを見るために他の地方に遠征するのも初めてと言うこともあり、否応なく浮つきますよね。そんな浮ついた気持ちを帰りの新幹線でしたためようということで感想を残してみます。総じて非常に楽しかったのですが、欲深い自分は、もっとああなれば！こうなれば！と思うこともあったので、自分が演出できるならという好き勝手な願望もネタバレありで書きますので、鑑賞できた人も、これからの人も、そうでない人も、これをネタにわいのわいの言いながら楽しめたらな〜と期待を込めて書きます。
セットリスト
まずセトリはこんな感じでした。2023/5/27公演分なので、何曲かは他の公演と違うと思います。毎ツアーとも、都市別の曲が1〜2曲あるので。
（2023/6/13追記：6/12の東京ドーム公演も同じセトリでした。都市別曲ないのかな？）
D.D.
KISSIN’ MY LIPS
Grandeur
Nine Snow Flash
ブラザービート
Hip bounce!!
POWEEEEER
イチバンボシ
Julietta
クラクラ
JUICY
Gotcha!
Vroom Vroom Vroom
DA BOMB
W
Crazy F-R-E-S-H Beat
MCタペストリー
Secret touch
オレンジKiss
僕という名のドラマ
ナミダの海を越えて行け
8月の青
Snow World
ファンターナモーレ
君の彼氏になりたい
Two
Bass Bon
slow…
Super Deeper
Party Party Party
Cry out
挨拶あいことば
アンコールLock on!
HELLO HELLO
ブラザービート（歌割交換バージョン）
ポイントとしてはこんな感じでしょうか。
過去ツアーと比較して最も曲数が多い35曲という構成
シングルA面曲は、KISSIN’ MY LIPSと両A面ながら扱いの悪いStories以外は全曲網羅
ツアータイトルと同タイトルのアルバムi DO MEからはReady Go Round以外は全曲網羅
Jr.時代の曲も含まれる（Party Party Party、Lock on!、cry out）など、最新曲に偏らずジュニア時代も含めた全時期から網羅的に構成された印象（2ndアルバムSnow Labo. S2の曲が 手薄かなと言う印象はあります）。
冷静に振り返って35曲って意味わかんないな。アイドルのコンサートってどこもこんな感じなん？これだけでお腹いっぱいになるわ。なお、セトリについてのああだこうだは後述します。
良かったところ
男性客の存在を意識してくれたこと
個人的にはこれがめちゃめちゃ嬉しかったです。2020年に入った公演では、男性客は女性客の付き添いで来てる前提のMCがあったり、ファンクラブ向けの動画でも女性ファンしかいないような発言（ファンに向けて「素敵な女性になったね」と言う旨の呼びかけ）があったりで、いや！違う！ここに！高い熱量で！応援してる男が！いるよ〜〜〜！！！！と思っていたのですが、今回は観客の歓声を煽る「アリーナー」「スタンドー」の声掛けの中に「メンズー！」があったんですよ！！！嬉しくって全力で叫んでペンラ振ったよね。まあ、ドーム全体として聞こえるのは蚊の鳴くように当然小さいんですけど。予期せぬことだったので焦ってしまい、それに対してメンバーがどう反応したかは忘れてしまいました。でも肯定も否定もせず受け入れてくれたように覚えています。ドーム公演ができるほどグループが大きくなった今、確実に男性ファンも増えているはず。実際、付き合いではなさそうな男性ファンも今回は何組か見かけました。女性をターゲットにしているエンターテイメントに男が入り込む申し訳なさや、肩身の狭さの自覚はあるんですけど、これからも男性ファンのことを意識してもらえると本当に嬉しいですね。
コンサート限定の曲構成
具体的には「D.D.」のサビ前の「コココ（人差し指を口の前に出す振り付けのところ）」を通常よりも長くして9人全員に見せ場を作ってくれたり、「君の彼氏になりたい」のセリフパートも引き伸ばして本来であれば3人のところ9人全員分あったり、アンコールのブラザービードの歌割りを通常と変えてきたりとかですね。コンサートでしか見れない場を設けてくれるのは貴重感があって単純に嬉しいですよね。特にブラザービートの歌割交換は楽しい。誰が誰のパートを歌ってるというだけでファンも話が弾むんで。ちなみに阿部くんはさっくんパートでした。さっくんはSnow Worldの時のペンラが緑でした。ほら、あべさくじゃん。（2023/6/13追記：ブラザービートの歌割交換もペンラの色も、東京ドーム公演では異なりました！東京ドームでは阿部くんは、めめの歌割やってた、、、寝転んでいるあべべも良かったよ、、）
グループとしての見せ方
個々のキャラクターが活きていて、グループが立体的に見えました。特に「Vroom Vroom Vroom」が良かったな。まず曲とダンス自体がかっこいいのは大前提として、そこに寸劇を挟んできたんですよね。MVの衣装、似せたセットで登場するんだけど、パフォーマンス中にセットのボタンを舘様が押しちゃって曲が止まるっていう寸劇が始まるんですよね。その後また何事もなかったように曲が始まるんですが、たった4〜5分の中にクールなパフォーマンスも、茶目っ気のある寸劇もシームレスにこなしていくのは流石だなと感心しました。J-POPド直球の「あいことば」のような曲から、K-POPの流れを汲んだ「slow…」や、ヴォーグダンスを組み込んだ「Bass Bon」など、曲の振り幅の広さで、多面的な表情を見せてくれるのも、まさに今の彼らの人気の理由の一つだなと思ったりもします。
そのほかたくさん
一つ一つ書くと長くなるので箇条書きで書き連ねます。
しょっぴーの最初の衣装がヤバい。語彙力が奪われてヤバいとしか表現ができなくなるくらいヤバい。具体的に言うとジャケットなのにヘソ出し（実際に出てるのはヘソよりちょっと上かも）です。（2023/6/13追記：再確認したところ、しっかりおヘソ出ていました。マジでこんな衣装あり得る？？円盤出るの楽しみにしましょう）
ラウール監修のパール？エメラルドグリーン？色の光沢のある衣装が、可愛げのある大人って印象で良かった。
「クラクラ」のドレスのマネキンとのダンス（2023/6/13追記：この演出は歌詞の内容的に「クラクラ」じゃなくて「Julietta」の方がいいと思う！マネキンと悩ましく踊る姿が、意中の相手との関係を勝手に描いている歌詞とリンクしてより魅力的に見えると思う）
Bass Bonは会場がどよめいていた。ラウールの堂々としたランウェイと、身長差30cm弱にも関わらずそれに合わせて頑張ってるさっくんのランウェイよ。
めめと舘様の茶目っ気のあるあざとい笑顔withピースサインはかわいい
ラウールやさっくんの銀テ転売に釘刺す発言も良かった
阿部くんはフロートで移動しながらテンポよくファンサを打ち返していて、さながらリズムゲームのようでした。さすがファンサの鬼。
阿部くんはアンコール後の下り階段で掃ける時に、体が見えなくなりそうなタイミングで手を挙げることで姿が見える時間を延長してくれたので、本当に好きになりました。
2023/6/13追記：「あいことば」でモニターに流れる文字は絶対に阿部フォント（阿部くんの手書き文字）です。また公言されてないよね？でも確実にそうだと思う。
阿部くん阿部くん阿部くん………
改善したいなと思ったポイント
ここからは私がコンサートの演出家だったらこうしたいという点です。ちなみに実際は、予算とか納期とかそういう大人の事情があるはずなんですが、そこら辺は考慮してませんので好き勝手なことを言うかもしれませんがご容赦ください。
花束の件は意図を分かるようにして会場中に花びらを降らしたい
SNSで話題になってるので目にした人も多いと思うんですが、メンバーが観客に花束を渡す演出があるんですよね。アンコールのLock on!です。初めに2019.8.8のジャニーズJrの東京ドーム公演のスノストデビュー発表の映像が流れた後に、花束を抱えたメンバーが登場するという演出なんです。これ歴史を知らない人には演出の意図が伝わってなくて勿体無いと思いました（同行した友人には少なくとも伝わってなかった）。デビュー発表の直後、受け取った花束を抱えたまま歌ったのがLock on!だったんですよ。だからこの演出はあの時受け取った花束を今度はSnow Manがファンにお返しするよ、という演出だと思うんです。だけど花束を受け取ってLock on!を歌う前のところで映像が切れてしまっているので、これを知らない人に意図が伝わってないんですよね〜〜〜もったいない〜〜〜。いい演出だとは思うので新規ファンにも伝わるように映像を工夫してほしい。具体的にはモニターに当時の映像も流すとかどうでしょうか。
あと、こういう演出なのだとしたら、お返しをするのは限られたファンではなくてなるべく多くの人にしてほしいなあと思いました。だからメンバーが花束を差し出すジェスチャーをしたら会場中に花びらが舞う演出はどうですかね。もしくは映像で花束をファンに差し向けるよう伝えるとか。（2023/6/13追記：ここは何も変わってなかったですね〜でも批判を受けて辞めることもなかったので、それは良かった）
最近の曲の割合を増やしたい
上記の話にも関連するんですが、今回は初のドームだったり、初のパンデミックの影響を受けないコンサートだったりで、メンバーからファンへの感謝は一つの意図であるように演出（デビューから今までの軌跡を辿るようなVTRがあったり）で感じました。そのためか、割と満遍なくいろんな時期の曲をセトリに組み込んでいるように感じました。というかそもそも2時間半の公演で35曲も盛り込んでいる。MCも過去と比べてタイトにまとめることで、曲に時間を割いてくれたんじゃないかな。宣伝もそれスノとドラマ仕事だけでさらりと終わったしね。パフォーマンスが見たい自分としてはその方が嬉しいです。
しかし今回i DO MEのツアーなので、最近の曲をもっと盛り込んで欲しかったな。特に！！！Luv Classic！！！！僕はこの曲が大好きなんですよ。この曲他のグループに歌えますか？？？Snow Manの青年性がオシャレかつマブく表現されていて、他のグループには真似しにくい傑作だと思っているんですが！！！シングルB面でありながらMVも作られているし、少クラでのしょっぴーの「この曲ライブでやるの楽しみです」発言を記憶していて、楽しみにしていたのだけど！都市別曲でもいいので入れ込んであげてください。あとNo SURRENDER! はどうした！新アルバムからは唯一Ready Go Roundも漏れてるし。
とは言え時間の制約もあるので、何かを落とさないといけないのも事実。と言うことで提案なんですが、Hip bounce!!!の代わりにLuv Classic または Ready Go Round、ファンタナモーレの代わりにNO SURRENDER!でどうでしょうか。というかなんでHip bounce!!!とファンタナモーレが入ってるのか分かんないな。人気ない訳ではないが、同時期リリースの君彼とかCraze F-R-E-S-H Beatほどではないし。（2023/6/13追記：セトリのところでも述べた通り、曲は全く変更なしでした！なんでだ！！都市別曲は入れてほしかった！！）
と言うか書いてて気づいたけど、人気曲が1stアルバム期に固まってませんか。君の彼氏になりたいとかCrazy F-R-E-S-H BeatとかSnow World（これは自己紹介曲なので仕方ないけど）とかナミダの海を超えていけとか。Cry outは3rdアルバムに入ってるけど元々ジュニア時代の曲だしね。ブラザービートがなかったら、デビュー期に頼ることになってしまうぞ（そういやブラザービートは「イーアルサンスー」を観客にコールしてもらおうとしてたけど、自分の周りではあんまり声出てなかったから映像で声出しを促すよう働きかけてもいいな〜と思いました）。いや、しかし、そろそろ新しいライブ定番曲が出てきて欲しい！
いやしかし、これは裏を返せばParty! Party! Party!を東京ドームでもやるってことですね、、これジュニア時代からのファンは胸熱いっすね、、ジャニーズカウコンの前座で6人時代に東京ドームで披露してるんだよね、、、今のParty! Party! Party!はどうなるか、、昔からの曲を今改めてやることの意義はありますね、、。（2023/6/13追記：ちゃんと見れました、、マジででかいグループになったと感慨深かった、、）
スタンド上段にもっと来て欲しい
自分はステージ左側のスタンド下段後方だったんですが、欲を言えばアリーナ以外にももっと近づいてくれると嬉しかったですね。アリーナ規模だとスタンドにトロッコが来ることが多いと思うんですが、ドームだと流石に厳しいのかな。トロッコが無理だとしても、上段にもっと近づいてくれると嬉しかったです。外周に回ってくれたフロート、あれが上に上がって上段の観客に近づけないのかな。バクステ以外の上段に全然近づけてなかったので残念だな〜と思ったのが正直なところです。（2023/6/13追記：東京ドーム公演では外周のフロートも上に上がってくれました！良かった！！）
Snow Manって多分自分が思っているよりもファンサやりたいグループなのかな〜と思いました。花束渡したりボール投げたり。そうなるとどうしてもアリーナ中心にはなりがちよね。ただ思うのは彼らはデビューしてからずっとパンデミックだったので接触系のファンサが全くできなかったんだよね。デビューCDのハイタッチ会もお蔵入りだしね。その制約が解放された今、そういったイベントをやりたいという気持ちは十分に理解できる。ただそのタイミングでドーム公演となってしまったのが、やりたい演出と会場規模のギャップが生まれてしまったようにも思います。仕方ないかな〜〜。
と言うことで、いくらでも書けそうなんですが一旦ここで閉めます。全然まだ書き足りないんですけどね。東京ドーム公演にも入るので気持ちが高まったら第二弾も書くかもしれません。（2023/6/13追記：ちゃんと更新しました！本ツアー私はこれで終了ですが、もしチケット余らせてしまっている方がいたら日本全国どこにも行くのでお声がけいただけるとめちゃめちゃ嬉しいです（強欲））
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