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Fit Lab:第2回企画会議を実施しました

コロナウイルスの影響から第1回企画会議に続き、オンラインにて開催しました。第2回企画会議では「外を知る・内を知る」というテーマを据え、コンセプトメイクに向けたディスカッションを行いました。事前に宿題で行ってきてもらったリサーチを通し外部環境の変化や先進事例を知ることで知見を広げ、自分達の今までと今のステータスを振り返ることで資源や技術の価値、福井産地の文脈の再認識を進めました。

【日時】
 Bグループ:6月16日(木)13:00~17:00
 Aグループ:6月17日(金)13:00~17:00

【開催方法・場所】
 オンラインでの開催(zoomとmiroを使用)


1.宿題形式で自走する意味と価値

今年度から導入した宿題制度ですが、大きな目的は3つあります。

1:観察するくせを付ける
2:アンテナを貼って生活する
3:自分ならこうする、という仮説を立てるくせをつける

この3つのトレーニングと知見を広げる目的を兼ね、今後、各企画会議ごとに宿題を出題する予定としています。宿題というと学生時代の嫌な思い出が頭を過ぎるかもしれませんが、日々の生活の中でアイスブレイクのようなイメージで取り組むものを想定しています。企画立てを行うためのトレーニング、アイデア出しに強くなる習慣づくりを目指します。

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2.「外を知る・内を知る」ための2つのリサーチテーマ

リサーチは2種類のテーマで行いました。外を知る(外観測)、内を知る(内観測)を通し、社会へのインパクトや実現可能性を含め、新たなアイデアの価値検証を行います。外を知る(外観測)ことは世の中の流れを掴み、未踏領域の発見に役立ちます。内を知る(内観測)は自分達のアイデンティティを再認識する機会となり、“らしさ”の創出に繋がります。

外を知る(外観測)
・外部環境の変化を見る
・先進事例を見ることで知見を広げ蓄える

内を知る(内観測)
・資源や技術を含め持っているものの価値の再認識
・福井産地の文脈を見ることによるアイデンティティの再認識
・互いに知ることによる共創の土壌文化をつくる

今回は、「外を知る(外観測)=身の丈のレシピ」、「内を知る(内観測)=捨てるを測る」と題し取り組みました。

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3.ディスカッションワーク

宿題で行なってきたリサーチを題材にディスカッションを行いました。宿題シートをもとに実施者が事例から得た知見や、廃材・在庫の量や種類について発表共有し、ポストイットで可視化しながら進めています。毎度のことですが、小さな気づきを頭の中に残しておくのではなく可視化する作業がグループワークでは非常に重要です。誰かの気づきが他の誰かの刺激になる。このことを頭に置きディスカッションに臨むことで思わぬ化学反応に繋がるのではないでしょうか?

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  (上記写真はBグループでのディスカッションボードを抜粋しています)


4.【予告】第3回企画会議から始まるコンセプトメイク

第1回、第2回企画会議と振り返り、リサーチを重ねてきましたが次回企画会議からはコンセプトメイクに移ります。コンセプトメイクのフェーズではビジョン(未来年表)の作成、アイデアの具体化を進めます。具体的な手法については次回以降の記事でお話を進めていこうと思います。

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5.【重要】第3回企画会議についてのお知らせ

【第3回企画会議についてお知らせ 】
Bグループ:7月8日(木)13:00~17:00 @福井市
Aグループ:7月9日(金)13:00~17:00 @福井市

緊急事態宣言の状況により、事務局にて検討・変更する可能性がございますがご了承下さい。



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