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冬の風物詩「新川大神宮樽酒祭」を開催しました。

こんにちは、安井郁子です。
記事を読んでくださる方、応援してくださる方、いつもありがとうございます。

第二回新川大神宮樽酒祭開催

12月28日に「新川大神宮樽酒祭」が、行われました。

江戸期以来の酒問屋街新川での風物詩である ”樽酒量り売り” を復活させようと昨年より、年末に「新川大神宮樽酒祭」が開催されることとなりました。 今年は、第二回目となります。

天気予報では、曇り時々雪という予報もあり… 実際、神社に向かう際は、折りたたみ傘をさしましたが、すぐに雨は上がり、穏やかな日差しの中で、行うことができました。感謝です!!

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コロナ退散を願うご祈祷

一般来場者のいらっしゃる前に、宮司さんによるご祈祷が始まりました。

今年は、先が読めないことが多く、ハラハラの一年でした。長引くコロナ禍のなか、来年に向けても神のご加護をいただきたいところ。
神様に見守っていただけると、頑張りがいもあります!!
コロナ退散、厄除け、そして来年の安泰と、しっかりお祈りしていただきました。

開場は、10時半からですが、既に、近隣の方をはじめとして、だいぶお並びいただきまして、恐れ入ります(-_-;) 先着30名様には、神社の御守を謹呈させていただきました。

新川大神宮お守り


江戸時代のいきを感じさせる樽酒の量り売り

境内では、灘、伊丹の下り酒6銘柄が集結し、樽酒の量り売りが行われました。

量り売り

杉樽や漏斗で移し替えるパフォーマンスを見ながら、屋外で飲む樽酒は最高ですよね!
杉のさわやかな香りと、ふくよかな風味を楽しめます。和食ではなくてもボリュームのあるお料理にも相性よく召し上がっていただけます。

お買い求めいただきました皆様、どうぞ年末年始のごちそうと共に、リラックスしてお楽しみくださいね。

もう一つの江戸の風情、酒問屋の伝承「新川締め」

境内では、樽が空きますと、※「新川締め」という手締めが行われます。これは、古くから、商談成立や初売りなど、新川の酒問屋の商売の中で、行われてきた手締めになります。

「ございました~」
(お手を拝借)
「いよ~」

ヨイ、ヨイ、ヨイ、
コラ、ヨイ、ヨイ、ヨイ
コラ、ヨイ。
「ごはんじょ~う(ご繁盛)」

と、掛け声とともに新川締めの手打ちが行われます。

どこからか、「こりゃ、イキだね…」の声も!


今年は、縮小しての開催でしたが、予想より早く2時頃には、二斗6樽、一斗6樽、すべての樽酒が完売となりました。

完売2

ご来場いただきました皆様、、本当にありがとうございました。
また、想定以上に早い完売で、お酒を選べなかった方、お酒を求められなかった方、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

完売1


今年の反省を踏まえ、来年は完成度を上げられるように努めます。
どうぞ皆様、応援してくださいね。

そして、来年の年末には、ぜひ「新川大神宮樽酒祭」にお越しくださいませ(^^♪


※「新川締め」という独特の手締めに関して、ご興味のある方は、ぜひこちらの  You Tube をご覧くださいね。
(ナレーションは、素人ながら、安井が担当させていただきました)

  酒問屋の伝承 新川締め(製作:新川大神宮敬神会)





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