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福井県福井市の北西部に位置する城山周辺にまつわる歴史と古街道を探究しまとめてみました。
律令時代の七道その中でも小路の部類に属する、北陸道「くぬがのみち」それらは概ね現在走っている国道8号線と似通った位置に通過していると思いますが、交通事情等により現在のルートは変わってきていますし、これからも変わって行くと思います。 しかしながら、概ねであり諸説ある中でも、延喜式などで上げた駅馬の名称の場所すらも把握できないのは何故なんだろうか? 私が住む福井市の南西部は、日野川と江端川が合流する地で市が造成した新興住宅地ですけど、裏山や隣の村等は数々の歴史があり、細かく調べて行くうちいろんな事が分かる反面謎も増えて行く一方です。 ひょんな事からある石碑を見て、こんな所に古街道があったんだと、色々調べたら、あるブログを拝見して裏山に古道があった事を知ってしまったのでした。
日本の中にも城山と名のつく山は沢山あると思います。 福井県福井市の南西部にある城山、3ツの地域(社南、清明、浅水地区)にまたがるこの山、まずは歴史から紐解いていきましょう。 城山関連出来事 年表から
ガイドブックに無い福井の魅力 行政が魅力を引き出しても、結局のところ今まであるものをどうのこうのと言っているだけで、一般市民が我が街自慢をどうやって引き出したら、世間一般に観光地と呼ばれるにふさわしいか、検証してみたいものです。
私の住んでる地域と山を挟んだ隣の地域とで、諸説はあるものの、地域の長の言い伝えなどをまとめると、その昔確かに現在の社南トンネルの若干西に並ぶ様にして、古道が存在したらしい。 それも石碑によれば、 『「帰雁紀(1712年)は、杉谷に古道あり」と記す。』 又、延喜式 968年では、朝津駅など15駅を設けるがその以北は定かではない。 とも記されている。 この様にして様々な問題がある様だが、一つ一つ紐解いて行こうと思います。 実際北國街道が現在の浅水までは間違いなく大野方面への分岐
城山登山道合谷ルートの中でも、一番のお気に入りの、名前の無い滝、いろいろ調べている間にある面白い記述を見つけました。
北国街道現福井市南部に特化して謎に満ちた浅生津から足羽までの道のり