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「満ちてゆく」藤井風〜正直な今の気持ち

画像は満ちてゆくMVより(ココ懐かしい感じがした)

今年に入ってから、もやもやが続いていて頭が混乱していた。
今もだけれど、去年まで一生推せると思っていた人物に対して
こんな未来がこんな短期間に来るなんて想像もしていなかった。
ほんとに人生って何が起こるかわからない。
本人や周りの言動があまりに想像と違っていてずっとずっともやもやが続いていて、それでも本気で大嫌いになれなくて自分の感性に任せようというところに落ち着いていた。
今度のアルバムのタイトルによっては、
またこれから出される新曲がもう響かなくなったらきっぱり離れようと思ってた。
いっそ渡米して久保田利伸みたいに向こうで活動して本当に風の便りで情報を知れたらいいくらい。
だって本当この一年ほとほと推し疲れ
勝手に推して勝手に傷付いた。
生で観て確かめてみたい気持ちはあるけど
海外のライブは行けないし国内のライブもあんな大きな場所に行ける体力も気力もないし
SNSも今は居心地悪いから見る気になれない。
それでも公式のお知らせで映画の主題歌として作られた新曲が出ることは知れた(映画は多分観に行かない)。
とにかく聴いてみよう。
MVがあるのなら観てみて今の自分がどう感じるのか試してみようと思った。
再度の山田監督。
ストーリーは古臭いスーツを着たアジア系の男性がアメリカで働いているけれど、仕事がうまく行かなくて自暴自棄になっているところに母と一緒に演奏したピアノを思い出しその後死ぬまで音楽家として生きるという割と単純な分かりやすいものになっていて
時折見せる彼らしいトンチキ(失礼)な動きに変わってないなと安心したり。
でも実生活では決して経験してこなかった酔い潰れたり(飲めんし)仕事で落ち込んだりの場面は多少の違和感はあるけど、その気になりやすい憑依体質としては監督の要望を一生懸命理解して表現してたように見えた。

ラブソングというよりはいつものように生と死というテーマが散りばめられたドラマティックなストーリーではあった。
だけれど帰ろうの時のように泣いたり感傷的になったりはしなかった。

不思議なルーツがどこから来ているのかの謎解きが少し解けたような気がするから。
このまま海外進出していって、彼自身が大きな傷を負うようなことにならなければいいなと恐れはあるけれど。
いや、そんな経験も彼かこれからも生きていく力になるのかなと思ったり。
考察も改めて私には今更必要ないよなという気持ち。
だってどの曲も同じことがテーマ、
以前のように丸ごと大好きという気分にはどうしてもなれない今。

だから曲だけに集中して聴いてみた、何度も何度も。

ちゃんとまだわたしにも響いた。
歌詞も彼の言っている事はずっと変わらない
結局のところ彼の作り出すメロディが大好きだった、歌うようなピアノそしてあの声がやっぱり大好きだった。
テンションコードがとか専門的な事はちっともわからないけれど
これまで若い頃によく聴いていた洋楽のようで馴染んできたどこか懐かしいメロディ、心地よく聴ける彼らしい独特の楽曲が届けられていた。
歌い上げるところはソウルフルだったしフェイクも程よくあり
そしてアレンジの良い塩梅。
 

MVがなくても私には充分に響いたから
今回は純粋に割り切ってダウンロードすることにした。


あれだけ暑苦しく書いてきたnoteも
また書くことはもう出来ないかもしれないと思ってた。
この数ヶ月まだ自分の中で解決できなくて今もまだもやもやし続けている。
スッキリする日が来るのか来ないのか
回収されるのかされないのか
私が帰るまで答えが出るのか出ないのかわからないけれど。
もう彼のグッズとか持ってなくてもいいし
Blu-rayや画像とかも無くてもいい気がする。

怪しい人が届けてくれるなんとも魅力的な楽曲をその名の通りにただ楽しめばいい。

誰からも共感されるとは思えないし、
あくまでわたし個人の今の正直な気持ちの覚え書き。
ただシンプルに今1番好きな声と曲という感想。

やってることは嫌いなのに、歌詞は別にしてこの曲は悔しいくらい大好きだ。(苦笑) 

引き際を探しているのにやっぱり辞められないのは、やっぱり好きなんだと思う。


私も手放せずもがき中

追記
嫌いな理由を並べているけど彼や周りがこの段階でどうだったらわたしは納得できるんだろうって考えた。
曲作りに関しては変わってないんだろうと思う、風独特のメロディと声とピアノ。以前と同じわかりやすい同じメッセージ。他の音楽をいくら聴いてもちょっと別格というか。本人は相変わらずでデビュー当時よりちょっと場馴れして図々しさは手に入れたようだけど。踊りも一生懸命で決してキレキレにはならないし癖のある動きも相変わらずだなと思う。ツッコミどころ満載のクセ強めの変な人。
今も裏切りのブルースを歌い続けているのだろう。

『最近流行りのK-Popやブラジル音楽、そしてカンツォーネ等の甘口なメロディーワークを全部足して3で割った旋律に、人たらしな王道甘口コードを足したもの = 藤井風』ある音楽評論家の方が書かれていたことは私も同じ感想を持っていたし、これに子供の頃から聴かされていた演歌や歌謡曲あたりも彼の中でミックスされてからの今のメロディだろうと思うし、それが悪いこととも思ってない。ただ自分の信じる信仰をこっそりアルバムやグッズに忍ばせてしまったことなんだ、問題は。そしてこれまでの言葉が薄っぺらく感じるような言動。
これだけ短期間の間に沢山のファンがついて、このせいで失望させて離れていったミュージシャン?芸能人?は他に思い浮かばない。

個人的考えとして偉そうに言わせてもらえるならば、この混乱を招いた大きな原因はやはりコントロールできていないマネージメントに尽きると思ってる。
もっとうまいやり方があったはずだし、素人目に見てもあまりにもお粗末すぎる。誠意のある対応がされていれば少し減ることはあっても今ほど失望させることもなかったと思う。
確かに本人の責任もあるけど、他のマネージャーだったら違った今があると思ってる。資質や才能を十分生かして変に隠さずにそのままクセ強めの新しいタイプ、それこそチームお得意の業界初これまで居なかったタイプのミュージシャンとして売り出してたらと思う。
あくまで個人的な考え。
ただただ作曲の才能と独特の声とピアノが勿体無いなと。マネージャーに反対意見言える人って本人以外居ないのか。彼はこれから先の風の人生をどう考えているのか、是非ロングインタビューで本音を聞かせてもらいたい。
お正月の被災や紛争についての発言やこれまでの数々の無責任とも取れる発言からはあまり期待できそうにないけれど。
これについては昨年MVの舞台にもなった台湾の災害にお見舞いのメッセージを出すこともないこと、これまでの愛や優しさや寄り添いの気持ちを全く感じられなくて、口先だけのスカスカに思えるのは残念で哀しい

あるサイトのコメントがまさに!と思ったので貼っておく
〜とりあえず藤井風のファンになった人は、ピアノ1つで丁寧に心を込めて変なアヤを付けず気持ちの悪いアレンジや体の動きをせず真摯に歌唱している姿に胸を打たれ、それを求めて応援していたはず きらり撮影の合間に屋外の階段でスタッフとお弁当を食べる一コマでは何とも愛嬌のある笑顔、旅  路BTSではダッチに突っ込まれ「ナイス語彙」と返す天然の表情、燃えよダンスレッスンで海外の人に「萌えよ?」と質問され手で♡を作って萌え萌え言いながら踊るサービスの良さ、 そういうところが好きだったはず〜

MVのここも彼らしい動きが懐かしくもあり
、でも演技はこれ以上拡げないで欲しい
命懸けで俳優という職業をされている方々に失礼だから


ここ
ここ


口で言っていることとやってることがだいぶ違う子供のような人だけど
出してくる楽曲は良いのよね〜いまここ(2024年4月10日)

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