Violinを弾かなかった数日のこと

2021年、
私の生活にViolinが戻ってきた。

10年越しの、悲願だった。
弾きたいと願い、イギリスにまで持っていき
現地のアマチュアオーケストラにも参加したけど

結局、痛くて。弾き続けることができなかった。

17歳だったろうか。
4歳から始めたバイオリンをパッタリと弾かなくなったのも、

「痛い」は異常だと、気が付いたからだった。
先生の前で号泣した日のことは忘れない。

それから大学に入り、
何度も弾きたいと願い、
アクションも起こしたけれど

結局「痛い」に勝てなかった日々。


2020年に大分に戻り
ようやく、ゼロからのスタートを再決意して
(一生「弾きたい」と向き合い続けるのはもう無理だったのだろう。それもやはり、タイミングなのだ)

好きな演奏家の持ち方を動画で研究、
健康的に引き続けるにはどうしたら。を調べまくり

長かったな。でも、手に入れたんだ。
Violinのある生活を。

開放弦を鳴らすだけで、癒されるのは自分。

もう、「痛い」と無理やり付き合わなくて良い。

調子の良い時に、弾きたいときに、自分をいやす。

「こう弾きたい!」もきっとこれから、もっと出てくる。

30年もあればきっと。人生はまだまだ、長いんだ。

Violinと出会えたこと。出逢い直すことができたこと。
感謝します。ありがとう。