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それではいつも通りの一句 ^^;(相変わらずの駄作)

あと、「伝える人」にもよる^^;

【退職が望ましい場合の進言法】
 
「退職を勧める」と、誤解を招くといけませんので、「退職に追い込む」ような捉え方をされる方がいらっしゃいますが、それとはまったく異なります。そんなことは絶対にいけません。

ただ実際に、総務・人事に携わった方なら頷いて頂けると思いますが、会社、社員双方ともに「これは退職の方が、本人のためによい結果になるかも」と客観的に思うケースがあります。

その一つが、精神的な疾患(ここではその発症状況は割愛します)により休職が長引いたケースです。

もちろん復帰できるのが一番望ましいのですが、ケースにもよりますが、医療の専門ではない僕が言うのもなんですが「適応障害」の場合、やはり場所を変える、環境を変えるが大事です。これはお医者様も、そのようにおっしゃいます。何らかの形で職場を離れないことには「疾患」がよくならないからです。

当人としては「なぜ私が」といった気持ちも理解できるのですが、一旦、環境を変えた方が良い場合に、本人に寄り添いながら、「退職」を進言する手段を
7つ上げてみます(順番ではありません)

もちろん、僕もこれらの方法をアドバイスすることが多いです。中には「えっ」と思われ、当然好みの問題もあるかもしれませんが、参考程度にご覧ください。
 
(1)しっかり話し合いをする・傾聴する
どのような形を取るにしろ、「退職を勧める」上では、まずは本人との誠実な対話を通じて、現状や今後の展望について話し合います。

大体のケースにおいて、多くの方が「退職はしない!」とかたくなに拒否をされますが、その気持ちも理解し共感しなければなりません。

ここは絶対に忘れないほしいところです。相手の気持ちを理解し、共感を示しながら適切な選択肢を提示します。
 
(2)産業医(医師)から進言をしていただく
医師の意見は、客観的で信頼性があります。

産業医や担当医師からのアドバイスを受けることで、本人も「退職」に対して納得しやすくなります。労基法や解雇に関する判例などからの解釈ではなく、医師、医療の立場からの進言は対象の方にとって、腑に落ちる点が多く有益な場合が多いです。
 
(3)親御さん、親族等の協力
対象者の親御さん、親族等の協力は重要です。可能であれば、親御さんや親族に現状を共有し、協力を仰ぐことで、本人も安心感を得られます。
若年者の場合、特に有効です。
 
(4)同僚、仲の良い社員等の協力
職場の仲間からの励ましやサポートは大きな力となります。

信頼できる同僚に協力をお願いし、本人が前向きに考えられるよう支援します。「退職」というと後ろ向きになる場合が多いのですが、考え方を変えれば自分の体調を回復させるための退職なら、前向きとも言えます。
 
(5)「しっかり治すことを優先しましょう」(言葉かけ)
これは総務人事から申し上げてよいことです。「しっかり治した上で、復帰してもらえる体制」を取るのも有効です。

ただ、正直なところ、「しっかり治って復帰」するケースは稀なのですが(どうしても職場が馴染めないことに起因するのではと考えられます)、健康を最優先に考え、しっかりと治療に専念することを勧めます。

そのために「退職を進言する」ことも、総務人事の重要な仕事です。
復職の可能性を残しつつ、まずは回復に集中することが大切です。
 
(6)退職後の傷病手当受給
「退職を拒む」方には、当然のことながら「退職後の金銭不安」があります。もしそれがなくなれば、「退職を選択」する方も少なくありません。

治療中の傷病で既に傷病手当を受給しているなら(条件を満たしていれば)退職後も受給できるので、退職に前向きになることが多いです。
 
(7)占い
これは好みが分かれますので、無理にはお勧めしませんし、参考程度にしてください。

「占い」というとどこか、眉唾もののように感じる方もいらっしゃいますが、統計的な要素もあります。

あくまで参考程度ですが、本人の考え方、思考の整理に、占いが効果的な手段となり得るときもあります。

占いを通じて新しい視点を見出し、ポジティブな変化を促すことも可能になる場合もあるのです。

占いといっても、何も難しいものではなくて、本など簡単なものでもよいので見てみると、驚くほど的を射た回答があることも多いです。

怪しげになるとよくありませんが、信頼されている立場の方が「こんな考えもあるよ」と進言するのは、意外と対象者の納得を得やすいものです。
 
【まとめ】
今回は客観的に「退職の方が望ましい」ケースについてお話しました。前述のとおり、無理に退職をさせようとしたり、追い込むようなことは決してしてはなりません。

そうではなくて、本人の病状等を考えた時に「退職」という選択肢について納得してもらいやすい言動等を紹介しました。

総務人事を現場で行った方ならお分かり頂けるかと思いますが、そういったケース多いですよね。そんな時に、真摯に対象者と話し合いに臨むことが大事です。難しいケースでも、必ずきっかけ、糸口はあります。

それでは、また ^^ /


【今日の要約】「私は忙しいから、要点だけ読みたいっ」と、
お急ぎの方&せっかちな方^^; は、こちらをどうぞ^^

「退職が望ましい場合の進言法」は、本人のために退職が良い結果となる場合にどのように進言するかについての方法を紹介。精神的な疾患などで休職が長引く場合、環境を変えることが回復に繋がることがあり、本人と共感しながら進言することが重要。以下の手段が提案

  1. 誠実な対話と傾聴:本人の気持ちを理解し、共感を示す

  2. 医師の進言:産業医や担当医師からのアドバイスを受ける

  3. 親族の協力:親御さんや親族に現状を共有し、協力を仰ぐ

  4. 同僚の支援:信頼できる同僚に支援をお願いする

  5. 健康優先の言葉かけ:健康を最優先に治療に専念することを勧める

  6. 傷病手当の説明:退職後も受給できる傷病手当について説明する

  7. 占い:本人の考え方や思考の整理に効果的な場合がある

これらの手段を通じて、本人が納得しやすい形で「退職」という選択肢を提示することが大切です。


▼今日の内容に関連して、音声配信もしています^^; 
自ら「ふくちゃん」という恥ずかしさ。。。^^;
あくまでお堅い仕事を払しょくし、お堅い文章になりがちな「労務トラブル」「法的な話」を分かりやすく伝え、親しみやすさを出す「キャラづくり」なのでお許しを。

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