バランス練習

基礎合奏をやったときに、「バランス練習」をやった。

諸説あるけど、私には分かりづらく感じるこの「バランス」。

ピラミッド構造 (A>B>C>D) の音量比や音質比、
でやっても、
音色が重苦しくなるだけじゃないかと疑念。

ところで「組体操のピラミッド」でひとりひとりがやっていたことって、
力関係は A>B>C>D だろうか?
と検証すると、

段によって力配分の方法が微妙に違うけど、
それぞれが上と下に対して支えあっている、という状況。

重ね合わせの意識が A→B と一方向だけだと、バランスできなくて

A←→B←→C←→D

が実際のバランスじゃないかと思う。

「1つ前のグループの響きに乗る」ためには、
「1つ前のグループが次のグループの倍音をきちんと用意してあげる」ことが必要ではないかと思う。

力がつたっていって、音色が決まる。
そしてABCDどの比率を特にフォーカスするか。
…それは、曲による。

吹奏楽のオールドファンには懐かしい「ピラミッドサウンド」のバランス(マクベスらが提唱した)。
これが似合う楽曲と、似合わない楽曲があるよなぁ、というのが私見。
(いろんなバランスがあって良いように思う)

2014.3.14



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