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「SDGsウォッシュ」を考える(SDGs日記)

SDGsウォッシュとは「うわべだけのSDGs」という意味。

実際は、たいした取り組みもしていないのに、誇張して「SDGsやってる感」をアピールすること。これを、批判的に「SDGsウォッシュ」と呼ぶのです。

かつて、環境問題に対しての「やってる感」を揶揄する言葉として「グリーンウォッシュ」という言葉ありましたよね。

「グリーンウォッシュ」も「SDGsウォッシュ」も、もともとは「ホワイトウォッシュ」(白く塗って、うわべを飾る)からきています。印象の悪い言葉ですね。

SDGsウォッシュになってしまうと、デメリットが大きいです。表面上カッコよく見せかけて、実はなにもやっていない・・・「やっている感」を出したら出しただけ、反動は大きくなりますから、気を付けたいですよね。

電通が出している「SDGsコミュニにケーションガイド」に、SDGsウォッシュを回避するためのポイントが書かれています。

① 根拠がない、情報源が不明な情報は避ける
② 事実よりも誇張した表現を避ける
③ 言葉の意味が規定しにくい曖昧な表現を避ける
④ 事実と関係性の低いビジュアルを用いない

ただですね・・・

「SDGsウォッシュを回避しよう」というアプローチでは、ダメだと思うんですよね。

だってそもそも、何のためにSDGsに取り組むのですか?

そもそも、「何のために取り組むのか」という原点がずれているから「SDGsウォッシュ」が生まれてしまうんじゃないかな~と思うのです。


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