手話で注文できちゃった！スターバックス、世界で５店舗目のサイニングストア

世界で5店舗目。国内では初。サイニングストアとしてのスターバックスが、東京都国立市、JR国立駅直結のnonowa内にできました。2020年6月のこと。

手話で「ソイラテ」を注文　Let's try！

店員さんが全員、手話でのコミュニケーションなので、注文も手話で！

と聞くとちょっと緊張しちゃいますよね？　でもね、店員さんの笑顔があんまりステキだったので、せめて、1つくらい手話で会話をしてみたい。そう思った私は、列に並び、練習に励みました。

そう、nonowa国立店にはコミュニケーションボードが設置されていて、注文に必要な手話を勉強できちゃうんです。

「ありがとう」を手話で2回も、できちゃった

列に並んでいる間、あちこちに書いてある説明を読みましたが、実際店員さんの前に出るとテンパってしまいますね。結局、指差しで、ホットのソイラテ、1個を注文するので精一杯でした（汗）

ただ、一生懸命コミュニケーションを取ろうとするので、お互いの目を見て、笑顔で、確認をしながらの注文になります。このときに感じたのですが、先ほどのテンパった感情がスーッと消えて、何とも言えないおだやかな気持ちになりました。不思議。

そして、最後には、自然と手話で「ありがとう」ができました。私ったら、やればできる子でした（笑）

手話をモチーフにしたポップな店内

店内はいつも、ほぼ満席です。勉強をしている学生さん、パソコンをひろげて仕事をしている人、ママ友風の数名のグループなど。

お店の壁には、カラフルな絵が飾られていて、明るく元気な雰囲気です。この絵は、門秀彦さんという方の「手話」をテーマにした作品とのこと。ひとつひとつ、よく見たいので、いつか絵の近くの席に座りたいと思っています。

「自分らしくいられる場所を作りたい」

壁に飾られたメッセージ。多くの人に読んでほしいと思ったので、撮影してきましたよ。

「みんなが自分らしくいられる場所を作りたい」という想いでコーヒーを提供してくれているから、私も自然と、やさしい気持ちになったんですね～

世界で5番目、日本では初めてのサイニングストアがある街に住んでいる。そこでは、いろんな人たちが自分らしくすごし、思い思いの時間を楽しんでいる。こんなふうに感じることで、ますます国立市が好きになり、誇らしく思い、自慢したくなっちゃうんですよね～

って、私、国分寺市民ですけどね（笑）