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写真とカメラの森の歩き方

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写真とカメラの世界。 その広く深い森の中を楽しく、時には悩みながら迷いながらそれもまた楽しい。 そんな世界のガイドブックです。 あなたはこの森を僕と一緒に歩いて行く仲間です。
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#写真とカメラ

個性という言葉が嫌いだ。

僕は「個性」という言葉が嫌いです。 もう少し丁寧に表現すると、 「”自分の個性”というものに縛られたり、それを気にしたりする事、及び”自分の個性”というものに縛られたり、それを気にせざるを得なくなるような外的圧力」 が嫌いです。 人は「自分の個性」というものを気にしすぎだと思うのです。 個性というのものは言い方を変えると、「いかに人と違うか」という事でしょう。 そして人は「いかに人と違うか」という事を気にしすぎじゃないですか。 僕は「個性」という概念は他者から見てどう映る

世界を見る解像度

写真を撮るという行為を好きになり、のめり込む。 そうすると良い事がいろいろあるわけですが、その一つに『世界を見る解像度が高くなる』という事があります。 この現象について説明したいと思います。 例えば、他人の写真を見ていると自分と同じようなものを思いもよらない視点から撮っている人に出会うと思います。 その時ものの見方は一つじゃないという事に気づきます。 翻って自分の写真にももっと違う視点があるんじゃないか、もっと違う切り取り方があるんじゃないかと自分の視点や切り取り方などを

撮り続けよう。健やかなる時も病める時も。

仕事が忙しすぎて、オーバーワーク状態で写真もあまり撮ってない。苦しい。 たしかに、そういう事はあると思います。 でもね。 そんな時こそ写真を撮って欲しい。 撮るものが無い。 そんな事は無いです。 目の前にあるものをなんでもいいから撮ればいい。 つまらない写真ばかりかもしれない。 でもその評価は絶対的なものではないし。 つまらないものでもなんでも撮り続ける事。 これはとても大事なこと。 綺麗なものや凄いものを撮って綺麗だったり凄い写真が出来るのはむしろ当たり前。 なん