パートと正社員の待遇の違いを説明するやり方

パート社員から、正社員との待遇の差について説明を求められたら、説明しなければいけないことになっています。
では、どうすれば良いでしょうか。

パートと正社員の待遇の違いを生む主な要因は、①「職務の内容」、②「人材活用の仕方」
(時間外や休日労働があるとか、配転や職種の変更があるかという話し)、この2つによります。
なので、「職務の内容」を比較評価する方法や、「人材活用の仕方」の違いが待遇に与える影響の度合いが判る方法があれば、説明できることになります。

①「職務の内容」についての説明
 「職務の内容」を比較評価する方法に"要素別
 点数法"があります。
 これは、職務内容を構成要素(代替性、専門性
 、困難度など8項目)ごとに点数化し、その大
 きさを比較する手法。
 パートと正社員の点数を比べ、同じだったら 
 同じ待遇に、違えば待遇も違うという説明に
 なります。

②「人材活用の仕方」についての説明
 「人材活用の仕方」による影響の度合いを見
 るものに"活用係数"があります。
 これは、人材活用の仕方の影響によりパート
 の賃金は正社員の何%に調整するのが適正か
 という話し。
 この何%が活用係数で、業種ごとの統計デー
 タがあり、この統計データの数字が待遇の違
 いという説明になります。

以上、待遇差の説明のやり方ですが、諸手当と退職金については除きます。

 ふく顧問 顧問として活動中
 メール  29yama96@gmail.com

#待遇差   #待遇の違い   #待遇差の説明
#パートと正社員   
#職務の内容   #人材活用の仕方
#要素別点数法   #活用係数

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?