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賭け麻雀の合法化は可能か?

麻雀警察の提案

黒川検事長の事件を受け、なぜか麻雀警察のスイッチが入ってしまった。

彼は半年前まではその日暮らしのパチプロだったのに、ユーチューバーとして成功しつつあることで、いきなり目覚めた。やる気がみなぎり、麻雀界の未来まで考えるようになった。ずいぶん変わるな、おい(;^ω^)

誰に聞いたのか、フリー雀荘の場代から税金を払うようにして合法的な存在として生まれ変わるというアイデアの下、こんなアンケまで取り出した。

そこで今回は「賭け麻雀の合法化は可能か?」について考えてみたい。

蛭子能収さんの事件から

話はだいぶさかのぼる。1998年に、蛭子能収さんは新宿のフリー雀荘で麻雀を打ってるとき、警察に踏み込まれ捕まった。一泊か数日か勾留されてから出てきた。

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俺は当時、竹書房の社員だったんだけど、出てきた蛭子さんとプロ連盟の藤原隆弘さんの対談企画みたいなページを作った(作ったのは先輩だったかも、よく覚えてない)。

蛭子さんの主張は「あんな思いは二度としたくない、どうにか安心して麻雀を打てるようにしてほしい」というもので、藤原さんはむちゃくちゃ現実的というか理想主義じゃない人だから「まーしゃーないすね」くらいのスタンスで、すごくギャップがあった。

そのページのキモは、フリー雀荘の場代から税金を払うようにして合法的な存在になろう、というものだった。麻雀警察とまったく一緒だ。じつは、このアイデアは数十年前からあったんだわ。

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