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新宿こそ俺の終の棲家(ついのすみか)

役立つのは勝利のみ

ダンスの帰り道、またも新宿で下車した。

明日は天鳳名人戦なので、今日は調整だ。馬鹿店じゃなく、部室で打とう。

なぜ部室が天鳳名人戦の調整になるのか?

それは、ルールがどうとか頭良さげな理由ではない。単純に部室の方が勝率が高いからだ。

負けは修業。勝ちは肥やし。短期的に必要なのは肥やしだ。つらい修行は不要。

部室では2卓立ってた。緊急事態宣言が出そうでも、この店のあかりは消えない。頼もしいぜ。

一方の卓に案内された。

下家はよく同卓するうなり声。
対面は初めての人。
上家はよく同卓するラッシャー木村氏。

1戦目

親で、こんな感じ↓の配牌が来た。

画像1

普通の麻雀だったら789の三色を見るんだと思う。でもね、新宿ルールでは端の三色なんていらねーんだわ。ここの麻雀では、端の三色よりリーチ赤の方が偉い。

この手は頭のない手だったことが幸いした。頭がないから9mや9pを切らなかったんだよね。

すると幻の役・789三色でテンパイ。

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ドラのカンチャン待ち。場にピンズは高くてアガれそうもない。ピンフの複数待ちになった方が良さそうだから少しダマにしたけど、白ポッチが生きてる状態でのダマに耐えられず、2巡後にリーチ。

すると下家が追いかけリーチにきた。そして上家のラッシャー木村氏が「リーチ」と言って曲げたのが8pだった。これで親マンのアガリ。

そのあと筋待ちで6400点は7900点のデバサイを打ち込んだけど、オーラス、2着目のラッシャー木村氏が、ツモった状態でしばらく迷った結果「ツモ」と。

ツモドラ1。2確だ。クソシャボだからリーチしなかったらツモったらしい。1着。

2戦目

一度もアガれず。3着。

3戦目

3巡目にリーチした。36m待ちのリーチ赤。

すると、下家のうなり声が一発で3mを切ってきた。

この店は赤5mが2枚入ってるから、マンピンソーのうちマンズが一番切りにくい。リーチにマンズの真ん中は切らないのがセオリーとなっている。その3mが一発で出て、5200点の2枚。ラッキーだった。

しかし、その後、うなり声がアガりまくり。2着。

ここで別卓に移動になった。

下家はシャープそうなにーちゃん。
対面は一緒に移動してきたラッシャー木村氏。
上家は慣れてない風のおっちゃん。

4戦目

東1局、上家のおっちゃんがリーチ。

しばらくして下家が白切り。対面も白を切ったところで、おっちゃんが「あ、ロン。すいません、ボーっとしちゃってて」と。

チートイの白タンキだった。

あまり遅かったら認められない可能性もあるけど、フリーでは多少遅いくらいなら問題ないよね。

おっちゃんは何度も謝ってる。この店、あるいはこの種の東風戦に慣れてないの?

東2局、ピンズのホンイツがいる場で、カン6pテンパイ。赤1の手。6pは1枚見えてる。まったくアガれそうもねーけど、テンパった以上はリーチしかねーよな。

すると、これを一発ツモ。マンガンの2枚。

アガれないと思いつつリーチしたら、なぜかアガれて、しかも一発ツモ。麻雀に技術なんてねーよな。ほんとクソゲーだわ。アガれてありがたいけど。

東3局、ピンフ赤2ドラをテンパイ。

リーチなら出そうもないのでダマに。すると、上家のおっちゃんからすぐ出てきた。マンガンの2枚。

1着。

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