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ネットタイトル戦は普及するか?

雀魂で行われた闘魂杯

RMU主催で、雀魂で行われた闘魂杯の決勝が3/28に行われた。

オンラインとはいえ、同一会場に集まって行ったから、オンラインの強みは活かせない疑似オンラインに近いと思う。

終了直後のエキジビジョンで、ダブル役満が出た。

以下は『麻雀界』3/1発売号に掲載された原稿です。

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創設されたネットタイトル戦

麻雀の格式あるタイトル戦はリアル麻雀のみ。これが今までの常識でした。それが変わり始めるかもしれません。

麻雀プロ団体RMUが新タイトル戦を創設し、予選から決勝までネット麻雀・雀魂(じゃんたま)で行うと発表しました。

タイトル戦の名前は第1期闘魂杯。闘魂というと、昔のプロレスラー、アントニオ猪木が連想されます。

1次予選と2次予選は2月中に終了し、3月6日の本選からRMUのAリーガー5名が加わります。3月28日に同団体SSSの多井隆晴がベスト8から加わり、この日に決勝まで終了します。

さてネット麻雀のタイトル戦は普及していくのか? その意義や効果はどうなのか? そんなことを考えてみましょう。

今、新たに麻雀を覚える人が急増しています。震源地となっているのは雀魂とVtuberです。

Vtuberとはバーチャルユーチューバーの略で、イラストを使うユーチューバーです。すでにいっぱいいて、TVタレント並の影響力を持ってる人もいます。

そういった人たちを取り込もうというのが今回の企画意図だと思います。狙いは雀魂とVtuberです。そうすることで新規の麻雀ファンも取り込もうというのでしょう。おそらくRMUはVtuberのプロもいずれ認定したいと思ってるんじゃないでしょうか。

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