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文章の強度を上げていこう

自分の過去のnoteを読むと、わかりにくいなーと思う回もあるし、逆に非常にいいと思う回もある。

わかりにくい文章になってる場合、その理由は多くの場合、同じなんだよな。

その件について書こう。

まずは具体例から。俺の過去note↓の冒頭を例にします。

画像化して貼ります。

この文章は基本的に駄目じゃない。テーマ的に、そんな話はどーでもいいわ!って人も多いと思うけど、そういうのはよろしい。興味ある人だけ対象にした文章で構わないから。

問題は、ここで貼った部分の中にA級ミスが1ブロック、C級ミスが1ブロックあることだ。その2つが全体をわかりにくくして、質を下げてる。

A級ミスとはこれ↓

それまで話がちゃんと進行してるのに、急に内容がない話になり、流れを止めてる。読んでて、え?なんの話?って思う。なんのことだかすぐにはわからない。この1ブロックが入ることで急ににごった印象になる。

他の部分は阿佐田哲也の話なのに、ここだけ自分の話だよね。こういうのを入れたかったら末尾にもっていったほうがいい。途中に入れると流れをさえぎる。

冗談のつもり、あるいは自虐のつもりで書いてるように見えるけど、こういうのは単なる無駄。ほんとよくねーわ。

C級ミスはこれ↓

これはそこまで駄目なわけじゃないけど、ないほうがいい。書く必要ない文だから。

前日に書いたのと同じことを書くにしても、そうただし書きする必要はない。読んだ人が同じだと思えばいいことだ。この文はそっちを読んでない人を阻害してるんだよね。

この冒頭部分はA級ミスとC級ミスさえなかったら、俺的には満点だ。C級ミスもミスってほどのもんじゃない。A級ミスだけ減点対象になる。これはまーまー減点だなぁ。

それでは、なぜA級ミスが起きるのか?

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