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ブームを牽引する業界ナンバーワンアイドルのスキャンダル

月刊「麻雀界」9/1発売号に掲載したコラムです。

この号だけ売り切れになってますけど、この記事が載ったせいで完売したとかありますか?

これが載ってることはツイッターで多少話題になり、内容についての問い合わせ、苦情などが掲載誌や掲載誌を紹介してるサイトに来ました。楠栞桜さんご本人からも問い合わせがきました。その話は末尾に書きます。

まずは雑誌掲載のコラム本体を↓

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麻雀ブームなう

 今、麻雀がブームになっており、新たに麻雀を覚える人たちが急増しています。
 今が麻雀ブームであることをごぞんじでしたか? じつは麻雀ブームの存在を、雀荘経営者や麻雀プロが認識している気配がありません。今のブームはネットで起きており、リアル派の人たちはブームの到来に気づかないのでしょう。
 麻雀ブームは21世紀になってから二度目のこと。前回は2000年代後半で、『咲』という漫画が原動力でした。『咲』の影響は国内に止まらず、世界に日本麻雀ファンを増やしました。中国ではアニメの『咲』が放映されている時期は、日本麻雀をプレイする人が急増しました。
 今回のブームはそのとき以来です。牽引しているのは雀魂(じゃんたま)というネット麻雀とブイチューバーたちです。
 ブイチューバーってごぞんじでしょうか? ユーチューバーの一種で、イラストを自分のキャラとして使っている人たちです。イラストが動いてしゃべります。
 今の若者はテレビをほとんど見ず、ユーチューブばかり見ている現実はよく知られていると思いますが、そんな世の流れを背景にブイチューバーが登場してきています。最近のアイドルはアニメ化しているという言い方もできると思います。
 ブイチューバーは山ほどいて、その中には麻雀好きな人もいますから、そんな人たちが今回のブームを牽引しているのです。
 2年前にMリーグができて、Mリーガーがブームを起こしてるかと思いきや、じつはまったく別のところからブームが起きているのです。麻雀業界に関わる人たちは、今回のブームに乗れていません。

スキャンダルで炎上中

 麻雀ブイチューバーで第一人者と言っていいのが楠栞桜(くすのきしお)さんです。
 彼女は竹書房が主催する最強戦アンバサダーとして、最強戦の放送画面に登場し、また雑誌「近代麻雀」に連載を持ち、竹書房が発売する書籍の著者にもなっています。
 楠栞桜さんの最初の著書はアマゾンの全体ランキング1位となりました。麻雀本でアマゾン1位は快挙です。その人気がどれほどすごいか伝わるでしょうか。

 それほどの人気を誇り、今の麻雀ブームを牽引している楠さんが今、深刻なスキャンダルに見舞われています。まだ事実が確定してませんが、かなり深刻な事態になっています。だいぶ複雑な話になるのですが、それがどういうスキャンダルなのか説明しましょう。

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