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ウザク本4の長所と短所

発狂への道

2/20発売のウザク本4をウザクさんから献本を受け、読んだわ。

感想を率直に書くと、ウザクさんが発狂しちゃいそう。

でも、こんなこと↓ゆーてたから、

大丈夫なんかな?

発狂しない?

まー、自分の本について感想を言われて発狂しちゃったら、それは著者側の問題だよな。あんま気にせずいこう。

この本の長所

レイアウトは最高。

イラストは最高。

本の最初と最後にある4コマ漫画も最高。

こういう部分は満点だ。むちゃくちゃいい。

長い文章が続く箇所はなく、あちこちに短い文章が散らばってる感じ。非常に読みやすい。

東1局から南4局まであるという構成もわかりやすい。

見た目に関しては最高じゃないかね。減点箇所が1個もない。

ウザクさんは謙遜も含めつつこんな↓ふうに言うてるけど、

イラストとかレイアウトまで著者が全体を統括するのって、むちゃくちゃプラスなんだよね。

もちろん偏屈な好みを押し付けるのは駄目だよ。柔軟性がないのも駄目。

著者がレイアウトとかイラストに関することまで統括的にやると、中身を熟知してる人がやった方がうまくいくから、本全体の質が高くなる。

こういうのは、普通の著者のレベルは超えてて、編集者のレベルだ。

この本に関して、俺は三才ブックスの人に何も意見を求められたりしなかったから、それはウザクさんに対する信頼の証なんじゃないかね。

判断できない部分

1局何切るという形式。これがいいかどうかは正直よくわからん。

近麻の付録で見たときは、不思議な感じがした。ウザクさんが発狂するから余計なことは書かなかったけど、ここで初めて書こう。

俺が思ったのは、アプリというものが登場してきてる時代に、アプリ的な仕組みをあえて紙でやるのってプラスなのかな?ってこと。

現実に1局何切る的なアプリが登場するかといったら、作成にコストがかかるから、そんな簡単な話でもないんだけどさ。

ウザク本1、ウザク本2もアプリみたいな本で、一貫してるとは言える。

ウザク本1、ウザク本2はけっこうな情報量が1冊にまとまってるから、紙の本の1冊という単位に意味がある。

この本は、そこまで情報量があるわけじゃないし、この本を読めば一通り大丈夫という内容が網羅されてるわけじゃない。なので1冊という単位にはそんなに意味はない。

まー、プラスかどうかって抽象的な問いは意味ないか。単純にわかりやすいからいいような気はする。麻雀ってこういうゲームだよなってのを形として表してる良さがある。

なお、麻雀って昭和初期(昭和6年から)に超盛り上がって、何切るとかたいていのものはその時期からあるのね。でも1局何切るというのは、なかったんじゃないかな。今は亡き浅見先生に聞かないと確かなことはわからないけど、これが世界初かもしれん。

2シャンテン、3シャンテンくらいの当たり前すぎる選択が少ないなっていうのは思ったけど。

もうひとつ判断できねーと思ったのはリアル麻雀志向であること。

東〇局or南〇局という章の扉に全自動卓の写真が入り、リアル麻雀ならではの手順やらなんやらが説明されてる。

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今の麻雀ブームって主にネットで起きてるじゃん。雀魂とかVtuberとか。そっちに背を向けてリアル麻雀志向の本になってる。

この本のイラスト・漫画の絵柄は若者向けじゃないから、リアル志向の人を対象に絞っていい気もするし、損な気もする。これは正直よくわからん。

どっちも対象にしようとするとあぶはち取らずになりやすい。これでいいんかな?

この本の短所

いよいよ短所だ。

これを公開するとウザクさんが発狂するかもしれないので、ここから閉じます。

しかし、この短い中で何回発狂という言葉を使ってるんだ? ウザクさんってオッサンだけど、ハートは女子高生なので、発狂してポエムなど投稿し始めたら面白い。

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