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波乱万丈な男はどこにいる?

ダンスの帰り道、スクールから最寄りの駅に向かって3人で歩いてる最中に、ダチ(♀)の1人が高校の同窓会に行ってきた話を始めた。

あまり自分のことをガンガン話すタイプではないので、よっぽど面白かったんだろう。

たとえば、参加者の1人の自己紹介はこんな感じだったという。

私は〇歳から当時付き合ってた男性と一緒に住み始めて、結婚とか入籍には興味なかったからする気なかったんですけど、8年も経つうちに形くらいしておこうかとハワイで式を挙げました。
彼から、その写真はSNSに上げるなって言われてて、自分でもSNSに興味なかったので写真は公開しなかったんですけど、私のスマホに入ってる写真を写メで撮っていった友達がいて、そこで撮った写メから、あれ、この旦那さんは知ってるぞ、この人は~~と、彼が既婚者だったことが判明しました。
それが私の30代でした。

つまり、8年も同棲してた相手は、よそに妻がいたという話だ。

女子校だったから女性だけ。ふつうの奥さんみたいな人は本当に少なくて、みんな波乱万丈ぶりがすごかったと。

美人三羽烏みたいな3人の美人がいたけど、みんな離婚したけど、その後みな金持ちと再婚してて、美人は得だと判明したとか。

20代前半のときに40代半ばの石田純一みたいなオッサンと結婚したけど、その人がまったく働こうとしなくて、「なぜ僕が働かなきゃいけないの?」みたいな感じだったから、まもなく別れたとかさ。

女性から、こういう話を聞くことってある。こういう話というのは、単なる過去の話ってことではなくて、主婦志向の女性とキャリア志向の女性は、中高時代のグループ選択のときから、すでに発生してるということ。

専業主婦の友だちは専業主婦が多く、離婚してる人の友だちは離婚経験者が多い。

女は、女を売って生きるか、人としての能力を売って生きるかで人生が二分する。男より明快に分かれるよね。

俺のダンスのダチはバリキャリ(バリバリのキャリア)だから、完全に人としての能力を売って生きる側だ。その昔の仲間も、おとなしく主婦になってる人はすげー少ないんだね。

スポーツ推薦の子とか特殊な子が集められたクラスだったことも大きく影響してるんだろう。

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