応援したい漫画家

好きな漫画家、新作が出たら読みたい漫画家はいっぱいいる。そうじゃなくて、応援したい漫画家だ。

俺はなるべく作品主義で考えるようにしてて、その人に対する好き嫌いではあまり考えない。感情的なのは嫌いだし、損な生き方だと思うから。

そんなふうに思ってる俺でも、応援したいと思ってしまう人がいるんですよ。この人↓

こんなレベルの低い将棋見たことがない！

どう見てもド貧乏。どうやって生活が成り立ってるのか完全に謎だ。

この人は将棋が大好きなんだけど、大人になってから始めてるのもあって、すげーヘボいんだわ。初段もない。ふつう将棋が好きな人って強いもんで、弱いけど大好きって珍しい。

どのジャンルも、得意な人が好きなのは当たり前で、下手だけど好きな人が支えてるもんじゃないのか。こういう人が宝なんだよ。

俺はダンスを始めてから、それをすごく思うようになった。俺みたいなくそ雑魚が、金をいっぱい使ってダンス業界を支えてる。

麻雀だって弱いやつが支えてる。勝てば気分いいのは当たり前だから、勝った方がお金をもらうのは変で、むしろ勝った方がお金を払う方が正しいんじゃないか。勝ったやつが負けたやつから金まで取ろうというシステムは、その業界を潰すぞ。

この人はこんだけヘボなのに恥ずかしそうな様子もなく、情熱と愛情を持ってるのが素晴らしい。これだけレベル低い将棋エッセイor漫画は読んだことがない。

この人は、ド貧乏だし、将棋も弱いけど、いじけることなく、自然体で身の丈にあった生活をしてる。なぜそんなことができるのか、その理由を示してくれるのがこれ↓