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この手はアガれると身体で感じるとき

どうせアガれる手

昨日の天鳳名人戦3節から。

ピンフドラ3、高め三色のテンパイ↓

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このとき局面をリードしてたのは上家のコバゴーだった。露骨にソーズのホンイツに走ってたから。

他の色のダマならアガりやすい。さらに現物待ちだ。

ましてや、ダマでも安目でマンガン、高目でハネマンあって、打点的にも申し分ない。

セオリー的には完全にダマだ。

でもね、身体で感じちゃうのよ。待ちの形、生きてそうな枚数から、この手はダマでもリーチでもどっちにしろアガれるって。

ヒサトがダマでインパチあってもノータイムで即リーしたりするじゃん。あれと一緒。どうせアガれるならリーチしちゃった方がいいと。

この手は結局アガれて、リーチした甲斐あって、安目でアガったけど裏1乗ってハネマンになった。

でもね、ちょい危なかった。下家のいばらぎ天鳳位様が、ここ↓で36mじゃなく25mの方を選んでたら、アガれてなかった。

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世間的にはリーチでいいよ。トップを取るには高くアガった方がいいし、一発裏の祝儀もある。

でも、天鳳の場で重要なのは、とにかくアガリ率だ。持ち点はこう↓だぜ。

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ここでマンガン以上をアガれるかって、あまりにもでかすぎるだろ。

この卓上には俺しかいない( ー`дー´)キリッって思ってる厨二病患者ならリーチでいい。でも、こいつら強ぇわって思ってるときはセオリー通りダマにして、アガリ率を少しでも高めた方がいいわ。

こういうリーチは俺の悪い癖だ。今期は渋川がいないから、こういうリーチは慎んでいかねーと。

渋川のコメント↓

いくら渋川が累積マイナス1400ptだとしても、言ってることが正しいこともある。その謙虚さを持たねーと。

鈴木優現最高位様の爆走

一方、俺と違って反省などせず、ブチ切れロードをひた走るのが鳳東の狂い獅子、鈴木優現最高位様だ。この手↓を即リーチした。

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