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文筆業者として生きて

昨日これ↓を読んだ。

単純にまとめてしまうと、頭おかしい小説家と信者たちの話だ。

その小説家はハートが弱いのか神経質なのか、読者の感想がちょっと気に入らないと閉じてしまう。新作を出版社から出さなくなり、DL販売だけ。それも狭い信者集団の中でしか売らない。

信者としてやっていくのは大変で、いつもよいしょしなきゃいけない。それでも、特定の日の30分しかDL販売しないなんてのが普通で、そのタイミングを逃すと買えない。

すごく好きな作家さんなんだけど、もうついていけない。そんな話だ。

これを読んだだけだと頭おかしいとしか思わないんだけど、その作家さんの愛読者だった別の人によると、出版社との関係にも問題がありそうで、すべてがその作家さんのせいというわけでもないらしい。

その作家さんのnoteを見ると、過去作が次々と絶版になる中で、売れ残った本を出版社から全部買い取って焼却炉で焼く。その作業が大変とあった。これまた異常な話だ。

コメ欄を見ると、「買わせていただく方法はないでしょうか」というコメが並ぶ。本が売れない一方で、読者の側からすると入手するのは簡単ではない・・・のかねえ。

おいおい、市場原理ってもんを考えようぜ。なぜそれで生活が成り立つんだ? 出版社から大量の売れ残りを買い取る金はどこから得るんだ? と思ってしまう。

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