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『男と女の性犯罪実録調書』

性犯罪実録モノの面白さ

こんな本を紹介して、品格を疑われちゃうかな? もう遅いか(==)ウム
読んだあと、いやーな気分になる。なるけど面白い。

どんな本なのか題名で十分わかると思うけど、表紙を見るとこんな感じ。

帯まで見るとこう↓

面白いよなあ。人生いろいろ。世の中いろいろある。

このシリーズは3冊あって、2冊目を以前買って読んでたんだわ。そしたら俺の「押し引き本」&ネマタ本の担当者がこの本の担当者でもあることが判明した。ネマタ本の打ち合わせが、突如として性犯罪トークに変わった。

念のため書いておきますけど、ぼくも彼も性犯罪予備軍じゃありません。実録モノの愛読者だという話です。そういうことにしといてくれ。

押し引き本、ネマタ本とも、この本と同じ文化圏にある。そのつもりで読んでください。こんなこと書いたら読者が激減しちゃうか。やべーな(==)ウム

このシリーズは3冊ある。
『男と女の性犯罪実録調書』
『男と女の性犯罪実録調書②』
『実録 女の性犯罪事件簿』

②は以前買って2度か3度読んだ。何度読んでも秒で全部忘れちゃう。『女の』を今読んでる。①はこれから読む。

これは「週刊実話」に連載されたもので、週刊誌では各話にエロシーンが入っていた。本に収録するときに、その濡れ場シーンは不要だと判断して割愛したという。うん、その方がいいよ。濡れ場シーンなんて想像でテケトーなこと書いてるに決まってるから、本筋の信憑性を落とすだけだ。エロニーズはよそで満たせばいい。

さて、そろそろ性犯罪なんて見たくねーって方は読むのを止めてるだろうから、もっと中身に入っていこう。

1冊目の内容

こういう本は目次を見れば半分くらい読んだようなもんだ。

『男と女の性犯罪実録調書』
・6年後に加害者になった殺人未遂被害者のデリヘル嬢
・1日5万円、帰りに手渡し可」に落ちた少女たちの地獄
・40年にわたった85歳のストーカー。最後は“電マ”持参で被害者宅に突撃
・アイドルに手を出したファンを恐喝! 300万円を脅し取った芸能プロ社長
・アパート隣室の美熟女宅に侵入した小学校教師の“据え膳”
・アラフィフ独身男の強引な求婚アプローチ
・キャバ嬢連続殺害犯に付き従った草食男の腰巾着人生
・ジャニーズタレントをエサに美女をハメまくった強姦のプロ
・チャット相手の妄言に騙され…女教師に一夜妻を求めた五十路男
・「あなただけの女になるわ」というデリヘル嬢に手玉に取られた煩悩僧侶
・ブラック風俗店に殺されたあるボーイの一生
・フラれた女性の靴に猛毒を塗った四十路独身男の猟奇的思考回路
・秘密の性癖…マニア同士でつながっていた不倫愛の結末
・レイプの妄想を脚本化していた変態警官の盗撮防止架空捜査
・愛人との家庭を捨てることにした2つの家庭を持つ男
・強姦して生き埋めにした若者4人組の集団暴走心理
・高1少女の出産で発覚した“家族ぐるみ”の援助交際
・三つ巴不倫に首を突っ込んだ第三者の男が殺人未遂で逮捕された理由
・女子高生からエンコー代を吸い上げていた、女衒の“口説きのテクニック”
・街行く女性の顔と下着を別撮り! 盗撮映像販売男のセコイ経営哲学
・女子大生モデルの唇・乳房・女性器を切り取った猟奇殺人鬼
・親子ほど年が離れている若妻を撲殺! 夫がブチ切れた“理由”とは
・水子供養を口実にわいせつ行為を働いた自称霊媒師
・短大生3人が味わった地獄の晩餐
・懲役30年の連続強姦魔を退散させた被害女性の迫真の演技
・独身サラリーマンに降りかかった棚ボタと据え膳と地獄
・被害女性に逆襲されたタダマン常習の援交狩り男
・不倫トラブルで大量薬物を飲み干した間男の“誠意”
・暴力団の“復讐組織”を装って獲物に接近した、27人連続暴行魔の極悪洗脳手口
・枕ホストの子供を身ごもり赤ん坊を可燃ごみに出した元キャバクラ嬢
・エリート女医2人を手玉に取った“イケメン結婚詐欺師”の狡猾手口
・サイトで拾った妻子持ちキラー女のサイコパス
・シコシコダッシュを繰り返したエリート大学院生の家庭環境
・ヤクザの女に手を出したサラリーマンの修羅場
・レイプ魔と全裸で部屋に2人きり! 絶体絶命から逃げ切った女性
・援交少女に群がった内縁夫婦とその娘
・次々と不幸が押し寄せる あるレイプ魔の半生記
・美熟女と少年の5年愛…放火で終わった“逆淫行のツケ”
・出会い系で知り合った男女がお互いに隠したかった“秘密”

どうでしょう。おなかいっぱい感がすごかったり、どういう性癖の人が読むのか疑問に感じたり、感想は様々だと思います。面白そうだなーと思った人は読むとよろしい。期待は裏切らないし、期待以上でもないと思う。

40年ストーカー

1個だけ紹介しよう。これ↓

・40年にわたった85歳のストーカー。最後は“電マ”持参で被害者宅に突撃

40年にわたる痴情のもつれかと思って読んだら、違ってた。

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