本は誰のために出すのか?
ダンスのマブダチの高ちゃんがkindle本を出そうとして書いてる。kindle本なら全部自分でやったら金かからず出せるんだわ。俺は応援してて相談に乗ったりしてる。
これ↓を読んでみたという。
Amazonで見てみたら、すげー内容だわ(;'∀')
という内容だった。
俺も読んでみようかと、アンリミに入ってたからダウンロードした。スカスカ横組み40ページしかないから、カフェで注文したランチが出てくる前に読み終わった(;'∀')
うーむ。考えさせられるな。
著者が重視してるのはスピードだ。いけそうなテーマを見つけたら誰よりも早く出せと。
この人がAmazon1位を取った自慢は「10分でわかる新型肺炎COVID-19コロナウィルス」という本だ。当時、コロナ本はすでに2冊あったけど、WHOがCOVID-19という名前を決めたとき、これだ!と思い数時間で書き、その名前をタイトルに入れた最初の本を出せた。結果、分野1位を取れたと。
この本すでにAmazonにはないんだよな。何か問題があって取り下げたんだろう。最速で出し、ミスったら取り下げると。
こういう経験を示しつつ、著者は言う。売れる本を書くというのは、専門家として時間かけてきっちり書こうとするのではなく、いけそうなテーマを見つけて最速で書いて出すことだと。
本じゃなくて情報商材なんだよな。
著者はペンネームK.K.という名前を使ってて、本業は精神科の医者。kindle本を何十冊も出しており、その分野は3つに分かれてる。①kindle出版、②医者、③株だ。具体的に見てみると、こんな感じ↓
kindle出版系↓
医者系↓
株系↓
ここに挙げたのはごく一部で、まだまだ大量に出してる。
最近は、誰かに書かせたものを編集して出す側にも回り、こんな本↓を出してる。
すげーな(;'∀') kindle出版って情報商材屋の棲家になってんだな。
金を出して買う情報商材は読む側のハードルが少し高いけど、アンリミなら敷居は低い。出版社の人からアンリミはいい収入になるって聞く。読み捨て系のコンテンツにとっては美味しい商売らしい。
こんなん時間の問題でChatGPTに聞けば良くね?ってなりそうだけどね。そっちのほうが信用できるだろ。風前の灯火ビジネスに見える。
さて、情報商材のことはいいわ。勝手にやってください。
ランチが出てくる前に読み終わり、食いながら考えてしまった。本は誰が誰のために出すものなのかって。
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