どうすれば太平洋戦争で勝てたか?

『アルキメデスの大戦』

以前、ダチに『アルキメデスの大戦』がいかに面白いかを語った。

そしたらネカフェに行って読んできたと報告があった。面白かったと。

しかし、まだ15巻までしか読んでないという。

最初から面白いけど、15巻から先がさらに面白くなるんだよ。

以下、ネタバレ含みます。

主人公が日米和平交渉の大使となってアメリカに出向き、ルーズベルト大統領と対決する。それがこの先のひとつのハイライト。

そして、これはまだ単行本になってない部分だけど、日米開戦の数年前、海軍内で山本五十六大将の前で、日米戦のシミュレーションをやる。まず真珠湾攻撃。これは奇襲だから勝って当たり前で、日本の大勝利。

そこで主人公は、アメリカはこんなことでダメージを受ける国ではない、かならず大反撃してくると主張して、米海軍の司令官役をやることになる。

海軍の秀才と主人公が、日本海軍と米海軍の司令官としてシミュレーションで激突することに。

広い太平洋ですぐ戦いにならないのでは?と思いきや、双方が目指したのは同じ場所だった。次の戦場となったのはミッドウェー島で、そこでミッドウェー海戦が行われることに。

主人公は、なんとしても米国とは戦争させまいという信念のもと、米海軍司令官役として日本海軍を叩こうとする。

どうですか? 面白くね?

過去を舞台とした漫画って、歴史から大きく外れるわけないから、大きな道筋はわかっている。なのに、なぜこんなに面白いのか?

『アルキメデスの大戦』はむちゃくちゃ面白い。

どうすれば太平洋戦争で勝てたか?

さて、タイトルの「どうすれば太平洋戦争で勝てたか?」です。

こいつ頭おかしいんじゃねーの?って思われるテーマですけど、非常に面白いシミュレーションがあります。

こうすれば勝てたんじゃね?というシナリオがあるという。

詳しくは下のリンクを読んでもらうとして、概要だけ書いておきます。

・史実では太平洋を舞台に焦点を絞らずアメリカと戦ってしまった。

・アメリカは相手とせず、イギリスを攻める。

・真珠湾→シンガポールまでは史実通り。

・そこからは西へ、西へと進み、インド洋の制海権を押さえる。

・当時、連合国側の3つの重要な補給ルートがインド洋を通っていた。アフリカ戦線、独ソ戦、中国戦線の3つ。

・その3つを遮断する。すると連合国は大ピンチ。

・インド陥落も不可能ではない。するとイギリスは根を上げる。

・イギリスと交渉し、ドイツと手を切り、日英同盟を復活させるのが日本の目標となる。

・アメリカはイギリスに、日本をやっつけるからちょっと待てと言い、日米のインド洋決戦となる。

詳しい話は、このリンクを↓

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