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ルビー色の乳首を求めて シカゴフットワークという文化交流

毎週金曜日の夜遅くに、マイナージャンルのダンスのレッスンに行ってる。シカゴフットワークってやつ。

これはハウスの一分野(スクールのレッスンの分類ではそうなってる)なんだけど、ハウスというのはハウスミュージックで踊るダンスだと考えると違うのかな?

先生はハウスという言葉は絶対に使わない。アイデンティティを持ってる対象は圧倒的にシカゴフットワークだ。

日本でのシカゴフットワークの伝道者になるんだ、それが私の道なんだ、という感じがすごくする。

シカゴフットワークってむちゃくちゃ速い。ストリートダンスって、速い方に、エネルギッシュな方に、派手な方に、新鮮な方に、流行が移っていく。これも新しい潮流なんだと思う。

この動画↓の女性が先生で、踊ってるのがシカゴフットワークだ。

俺としては、もっと普通のハウスのレッスンに行って蓄積を積み重ねていった方がよくね?というのはよく思う。フットワーク系を踊ろうという気はさほどない。俺は古い潮流で構わないんだけど(;^ω^)

でも、この先生のことなんか好きでさ。

1月前半のある日、レッスンの最後に先生はこんなことを言っていた。

シカゴフットワークの音楽は、昔はもっと遅くかったんですけど、今はこのスピードの音楽で、この音楽によってシカゴフットワークはすごく進化してます。
速くて難しいと私も思ってきたし、今も思っているし、すぐにできるものではないです。すぐ手に入るものってダンスではとくにないと思います。
もしシカゴフットワークを自分のものって思ってくれたら超嬉しいんですけど、もちろん楽しむだけでもシカゴフットワークに触れてもらえたら私は超ハッピーだし、みんながシカゴフットワークを踊っていることが文化交流のひとつだし、それがあとのフットワークのカルチャーの発展にすごくつながると思うんで、この時間だけでも真剣にこのクラスに向き合ってくれて、めちゃくちゃ嬉しいです。

文化交流かー。シカゴの文化って何も知らねーんだけど。

俺の中でシカゴといったら、ルビー色の乳首しかない。

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