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最強戦実行委員長という悪魔の皮をかぶった悪魔

歌舞伎町に悪魔が降臨した

ほぼ同じ題名の記事を以前も書いたことある↓

なぜ同じになっちゃうのかといったら、悪魔以外の呼び方は不可能だからだ。悪魔としか言いようがねーんだわ。

馬鹿店に行ったら、奥の卓に悪魔がいた。んで、その卓に案内された。いきなり悪魔かよ。

メンツは、悪魔、30年前の同僚・猿、メンバーゼンツ君。

1戦目

始まってすぐの局、猿とゼンツ君の2軒リーチになった。

そこに悪魔が無筋を押す。さらにチーしてもう1枚無筋を押す。なんだよ、ノーテンから押したのかよ。

そして悪魔がツモった。青5mを使ってて2000点の2枚オール。

こいつの雀風って全然ゴリ押し系じゃないんだよね。よくオリる。なのに2軒リーチにノーテンから無筋を勝負して、結果アガりきりやがった。

衰えねーなー。これには感心せざるをえなかった。

君さ、キンマのあとがきみたいなコーナーに、娘の中学受験のせいで妻と喧嘩が絶えないって書いてたじゃねーか。しみじみしたわ。人生ってそういうもんだよな。子どもの中学受験って、良好な夫婦関係を戦場に変えてしまう。中年の人生は大変なんだよ。こうやって人は麻雀が弱くなっていく。

なのに、こいつは衰えねー。なんなんだ? 仕事で頭を使ってねーから?

悪魔は強いけど上手くはない。上手さの面ではちっとも進歩しない。なぜかというと、うまぶりを極度に嫌ってるから。

麻雀が上手い人っていうのは、打ち方をいろいろ工夫するからうまぶりにもなるわけよ。1の上手さの裏には10のうまぶりだ。進歩するには途中で失敗が必要になる。

悪魔は目先の金がすべてだから失敗を嫌う。なので上達しない。上達しないけど、それでも強いわけよ。

麻雀プロにはいないタイプだ。麻雀プロはみんな上手くなりたいって気持ちがあって、上手くなるためにはうまぶりに陥ることもあるからね。

悪魔の強さはすべて押し引き判断だ。それ以外の能力はふつうの客レベル。たいしたことねーよ。なのに押し引き判断だけで悪魔の強さを持ってるんだよな。

麻雀は知性のゲームじゃないって、彼を見てると感じざるをえない。

以前の記事を読んで、彼と打ってみたいとのどかな感想をゆーてた人がいるけど、はっきりいって学ぶものゼロですよ。目先の金を拾う亡者がいるだけです。

仕事でも向上心ねーんだよな。ふつう出版業界のやつって、それなりに勉強家だと思うけど、悪魔は編集長なんて立派な肩書きがついても勉強してねーから頭の中身は進歩してない。最近はどうなのか知らんけど、きっと変わらんだろう。知性そのものがねーから。

仕事上の判断もうまぶりを嫌っての押し引き判断だけ。果てしないパクリとか炎上周辺での押し引きとか、そんなのばっかや。

東大だの、出版だの、編集長だのって、似たような立場にいる俺まで恥ずかしくなるからやめてほしいわ。俺は編集長になったことねーけどさ。

悪魔は仕事ではMリーガーをいっぱい扱ってるけど、自分は競技麻雀はいっさい打たない。ネット麻雀も興味ない。アドゲーだけ。オンレの祝儀が飛び交う麻雀にしか興味ねーんだよな。竹書房で麻雀と関係ない部署に異動になったら、瞬時に競技麻雀のことは忘れるだろう。

アドゲーやってもいいけど、なぜ俺が行く店に来るんだよ。よそに行け。

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