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すべての雀荘が訴えられる!? 驚愕の権利問題が勃発


今回は匿名条件の方から寄稿していただいた文章になります。

世の中ちょっと信じがたいような事件が起きるものですね。ただびっくりとしか言いようがないです。

以下が寄稿していただいた文章です↓
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雀荘空間は独自意匠?

今現在、雀荘業界を揺るがしている「意匠問題」をご存知だろうか。驚愕の事件である。

雀荘における「とある状態」を意匠登録した人が現れたのだ。

これによって、全国のほとんどの雀荘が知的財産権の侵害と訴えられて、金銭を要求される可能性がでてきてしまった。すでに何軒かはその“被害”に遭っているらしい。

「意匠」とは、主にデザインに関するものだが、物品の形状や配置も含まれるもの。
「視覚を通じて美感を起こさせるもの」として、模倣されないための独占排他権を認めるもの。

簡単に言えば「独創的な美しいデザインを真似するな」ということで、基本的にはその権利の侵害の差止請求ができるものだが、不当利得返還請求もできるので、「これを真似して得た利益を寄越せ」も言えるし、場合によっては「真似するなと言わないし過去も未来も利益を寄越せと言わない代わりに、今まとまった金を寄越せ」ができてしまう。

おそらくこの「まとまった金」を要求するための意匠登録なのだろう。

その意匠とは、こちら↓

なんと「全自動麻雀卓に4つの椅子と4つのサイドテーブルを組み合わせて、この配置(全国ほぼすべての雀荘が行っている配置)にする」という様式を意匠として登録した、というのだ。

意匠登録日は「令和6年7月11日」、ごく最近の話である。

こんな非常識がまかり通るのか?

普通に考えれば、「うちは意匠登録日より前からこの配置で図面を出して営業してるんだから、真似なんかしてないよ」「というか過去何千軒もの麻雀店が、この配置で図面を提出して風営法許可を得ているんだから、これは特定の誰かの知的財産を侵害しているものではないのは明らかだよ」というところだが、問題はこれが意匠として認められ、登録の出願が通ってしまったこと。

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