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『麻雀 激ムズ何切る問題集』を校正した

まだ世間には情報が出てないけど、12月に『麻雀 激ムズ何切る問題集』って本が出るのよ。その校正をした。

内容はnisiさんがXで出題してる問題。こーゆーの↓

この問題はシンプルだけど、難問が多いんだよね。マジでわからん微妙なやつが多い。

すげー実戦的なんだわ。押し引きの話が多い。上の国士に行くかどうかは知識の問題に過ぎないけど、そういう問題は少ない。

こういう問題が112問あって、それにnisiシミュ―レータの解答、ホーリー(堀内正人さん)の解答、NAGA(バランス型のニシキ)の解答が3つ載ってるというスタイル。ひたすらそれだけのストイックな問題集だ。

Xでは、半荘収支、天鳳pt、雀豪1、雀聖3など、順位ptの違いにも対応した答えが出されてるけど、それだと複雑すぎるので、Mリーグルールの正解と天鳳ルールの正解が一致した問題だけに絞ったという。

かっぱらい北陸とかいう人の麻雀AIに関する11Pもの文章も載ってるけど、まぁ純粋な問題集と言っていいよね。

これが面白いんだわ。だいぶ上級向けでありマニアックだ。だから、これが面白いというのは上級者バイアスあると思うけど、俺にとっては非常に面白かった。

そして、すでにAIが人間を超えつつあると感じさせられた。

たとえばこれ↓

ラス前、トップ目まで500点差の2着目。ここで赤5sを使い切ることを考えるか、全速前進の1000点にするかの二択だ。

赤5s切りが圧倒的にシンプルじゃん? 余計な危険牌を抱えることなく、2sや8sのポンテンに備えられる。

そしてオーラスは親だから、アガったときに2着目に500点差つけてるのと1500点差つけてるのでそんなに違う?と。

人間ならそう思うよね。ホーリーとNAGAの答えはそうなってる。

それがびっくり、nisiシミュレータの答えは8s切りだという。

アガリ率と放銃率は赤5s切りのほうがいい。しかし、アガリ時平均得失点は8s切りのほうが268点上になる。この268点の差が大きくて、半荘収支は8s切りがほんのわずかに上になるという。

マジかよ。。。こんなん人間には絶対に比較できねーぞ。こういう人間には正解不可能な問題があちこち出てくるんだわ。

追記:この指摘↓を受けました。

これだわ! 下家を飛ばしてトップ終了の可能性があるから、そのぶんだけ赤5s残しが優位なんですね。なるほど~。

他には、この問題↓

1m、5m、2pからどれを切るかの比較。こんなの人間には数値比較なんてできねーよな。

この問題、ホーリーとNAGAの答えは1m切り、nisiシミュレータの答えは2p切りだ。

これは俺もnisiシミュ同様に2p切るけどね。

たとえば、こんな手牌↓からは、

4pを切るって形で決めてる。ウザク本でこういう問題あったはず。

俺は若いころ、この形を三宅浩一さんという人のコラムで読んだことあって、13556はそこで2メンツ作る、他は頭固定って決めてるわ。

他にもいこう。次はこれ↓

三色も見えるメンタンピン形。何を切るか?

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