ネマタ本の編集工程でのトラブル

ネマタ本を修正するため綿密にチェックしてたら、かなり初歩的なミスを発見した。

ピンズがソーズと、ソーズがピンズと書かれてる。

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※他に赤入れしてる箇所は、新版のための追加でミスじゃないです。

むむ? こんな初歩的なミスが9刷まで残ってるはずがない。そう思って、読んでるプリントアウトの奥付を見てみたら初版とある。

おいおい、これは初版のデータなんかよ。。。最終版のデータをくれって確認したはずだけどな。初版から何十ヵ所も直してるはずなので、最終版のデータを使わないと、その直しが元に戻ってしまってることになる。

編集者の方に、当時のデザイン会社に連絡を取ってもらったところ、このデータしかないという。以降の増刷時の修正は、印刷所の方でやったんじゃないかと言われたと。

んー、俺の記憶ではそんなことないんだけど、ないものをよこせと言ってもしゃーない。

しゃーないから手作業で一冊丸ごとチェックすることになった。最初は担当編集の方がやると言い、途中で校正者に依頼することになった。

んで担当編集さんがチェックし始めたら、一冊丸ごとピンズがソーズに、ソーズがピンズに入れ替わっていることを発見。

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なんだそりゃ。。。

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