福地誠がオジサンから脱出した日～誠の女の回想録⑥

回想録⑥となってるけど、今の話です。小さめの話なので、お値段は最小にします。

昨晩、私が福地の「ヒモ」発言について連作ツイートしたところ、本人から「連作にするならnoteにして( ｰ`дｰ´)」といささか厚かましい要請を受けた。
なので、本来ならTwitterサイズのちっぽけな話ではあるが、今日はnoteに書かせていただくことにする。

＊　＊　＊

福地誠はズボンのポケットをいつも大きく膨らませている。
私が贈った分厚い財布、スマホ、家の鍵、喫煙セット、小銭を全部収納しているからだ。

そんな福地が突然「財布とかスマホを入れるバッグがほしい」と言い出した。
これまでどんなに言っても頑なにポケット収納をやめなかったのに。
理由を訊けば、「財布をポケットに入れるのはオジサンだけ」と何かで読んだのだという。
そうか。オジサンにはなりたくなかったのか。

さっそく「最近の若い男性はこういうの使ってるよ」とボディバッグの写真をいくつか見せた。
「例えばこういうのはどう？」

しかし福地は「いや、俺には『こういう形状のバッグがいい』という具体的なイメージがあるから( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ」と言う。

「どういうの？」

「こういうの。」

そう言って見せてくれたのがこちらである↓