受け子の刑事事件④ 保釈
本日も受け子の刑事事件について書いていきます。
今回のテーマは保釈です。
1 保釈とは?
保釈は身柄解放の手段の1つです。
なお、保釈請求は起訴された後から可能です。
起訴される前は保釈請求ができません。
ご注意ください。
2 保釈が認められやすい場合
保釈請求をしても、保釈が許可されない場合があります。
保釈が許可されやすい場合をいくつか挙げます。
・被告人が事件を認めている場合
・被告人に前科・前歴がない場合(初犯)
・被告人に余罪がない場合(事件が1件)
・示談が成立している場合
・監督者がいる場合(同居の家族など)
3 保釈金が必要
保釈が許可されただけでは釈放されません。
保釈が許可された後に保釈金を納付することで、釈放がされます。
ご注意ください。
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弁護士 福地 海斗(第二東京弁護士会所属)
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