覚醒剤所持・使用の刑事事件⑥ 否認事件
本日も覚醒剤所持・使用の刑事事件について書いていきます。
今回のテーマは否認事件(事実関係に争いのある事件)です。
1 否認事件とは
否認事件とは事実関係に争いのある場合です。
具体例を挙げると、「覚醒剤を持っていたが、覚醒剤とは知らなかった」と主張する場合などです。
否認事件では特に取調べ対応が重要です。
2 取調べ対応
通常の刑事事件でも取調べ対応は大切です。
もっとも、否認事件では取調べ対応がより重要です。
取調べの対応方法は大きく分けて以下の2つです。
・自身の主張を説明する。
・黙秘する。
ご自身の主張を捜査機関に適切に伝えられるとは限りません。
そのため、黙秘も大切です。
いずれの対応をするかは弁護士と相談しながら決める必要があります。
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