見出し画像

おうちでグレート魔法大作戦その②

・繋がらない

2020年7月5日に自己ベストを更新。8000万への手応えを十分に感じるプレイだった。この調子なら、1週間後には繋がりそうだ。

画像1

だが、繋がらない。パターンが決まれば余裕で8000万は出せる筈。それなのに、一向に繋がる気配が無い。それどころか、1面でのアクセサリー未コンプ、2面雑魚ラッシュでの死、3面11倍未達、ドラトリオンのミサイルにブチ抜かれる、ゴブロボ疑惑の判定等々、致命的な凡ミスが目立つようになった。ムカつく、イラつく。何なんだよ、このクソゲーは。作った奴出て来い。

次第に、グレ魔を楽しむ余裕が無くなり少しずつ精神が蝕まれて来るのを感じた。ああ、これが某氏の仰ってた「グレ魔は危険なゲーム」の真意なのかもしれない。


・下らない意地と自尊心

なるべく毎日グレ魔を遊ぶようにはしていた。毎日やれば、何時かは繋がるだろう。だが、その希望も虚しく、自己べペースでケルベライザーにやられ、ゴブロボ改にハメられ、忍者に追い返され、幾多のグリムレンが爆散した。クリアはおろか5面にすら行けない日々が続いた。

ムカつく、イラつく、なんだこのクソゲーは。だけど、8000万を出すと公言した以上はやらなければならない。下らない意地と自尊心が俺の精神を徐々に破壊した。グレ魔を楽しむ? バカを言え。こんなクソゲー楽しい訳ないだろ。


・辞める勇気と仕方ないと言う達観

某氏からの配信中に頂いたコメントを反芻し、俺は勇気を出して一旦グレ魔を辞める事を決意した。今ここで辞めたら、折角今まで努力して組んだパターンを全て忘却するかもしれない。だが、それ以上に今の俺は異常だ。早急に辞めなければならない。

久々にプロギアや最大往生等、気ままに好きなSTGをプレイする。陽蜂をコロコロ、プロギア2-5を0抜け出来た時の感覚。ああ、久しぶりだな、この”楽しい”って感覚。やっぱゲームは楽しくないとな。俺は久々に心からゲームを楽しんだ。

「グレ魔は繋がる事自体が事故だ」

「長く続けるコツは適度に距離を保つ事」

「グレ魔は繋がると思って遊んでない。忍者やガンメンで出来たらラッキー程度。」

他プレイヤーのグレ魔配信を拝見させて頂いた。すると、どうだ。俺よりも遥かに上手い方々ですら、1面で何度も捨てるし2面ラッシュで凡ミスをして忍者で死んでいる。失礼を承知で書かせて頂くと、他プレイヤーがグレ魔で苦しむ姿を見るのは非常に面白い。苦労した分、その辛さが身に染みて分かるんだろうな。

なんだ、俺がヘタクソじゃなくてグレ魔が悪いんだ。

俺は一つの真理に辿り着いた。やっぱ、このゲームクソゲーだわ。もうしゃーねーわ、そうだと思って諦めよう。俺は無事にスランプ(?)を乗り越えられた。


・楽しむことと心の余裕

ちょっとしたスランプを乗り越え、”諦める”を知った俺は再びグレ魔8000万ALLを目指してスコアタに励むことになる。

1面で靴が揃わない、しゃーない。

2面ラッシュで剣出す奴が突っ込んで来て死んだ、あるある。

3面ゴブロボで謎の被弾をした、いやー神ゲー。

4面ズパイダー終わってる、これはクソゲー。

5面ケルベライザーからダイヤ出せない、まあ8箱でも良くね?

6面ドリルラッシュで潰された、まあグリムだとそうなるわな。

「グレ魔はそういうゲームだ」と”諦めて”プレイをすると些細なミスは本当にどうでも良くなる。何故なら、グレ魔だから。クソゲーを承知で俺は自己責任で遊んでるからな。心に余裕が出来るとプレイにも余裕が出て来る。前までは出来なかったパターンや新パターンも開発し、気が付くと8700万まで出せるパターンに仕上がった。

8000万は十分に射程圏内だ。期待しないで適当にやろう。俺はまったりダラダラとグレ魔に向き合う事にした。こんなクソゲー如きにキレるのはバカバカしいからね。何故なら、グレ魔だから。


・繋がった

2020年9月6日、遂に俺は目標の8000万ALLを達成する。

画像2

正直言って、ED中に少し泣いた。こんなに嬉しいんだ。今まで頑張ってきて本当に良かった。漸く努力が報われた。久々に味わう絶頂に近い高揚感をじっくりと噛み締めた。

今回のプレイは最初から最後まで繋がるとは思っていなかった。普段通り出来たらラッキー程度に適当にプレイしていた。気が付くと6面コロシアム前で7000万が出ていた。これは、間違いなく8000万が狙えるペース。だけど、過度な期待は死を招くので適当にやるか。なんとも気楽な奴だ。

ガンメンで2体目の妖精を取得した時点で8000万を越えた。どうせだし、ガンメン本体から8箱を掻っ攫おうと一か八かで発射したスカルハーケンが見事ガンメンを屠り残0でクリア…。そんな感じのプレイだった。


・今後について

グレート魔法大作戦は99999999ptsでカウンターストップとなる作品だ。カンストまで約1760万。今の俺にはカンストは絶対に無理。それでも、8500万位は出してみたい。

遊び尽くしたと思ったが、まだまだパターンの改善の余地は多くある。流石に、やれる事もモビちゃん・ホルスタイン3つ・忍者・ゴブロボ改・ガンメンと限られては居るけどね。

スコアタとしては一区切りがついたので、今後はまったり適当にのんびり8500万&アイテムコンプが出来れば良いなと思いつつ楽しく遊ぼう。グレートな戦いは、簡単には終わらないみたいだ。


最後に、グレ魔はどうしようもないクソゲーなのでやらない方が良いです。もし、どうしてもやりたい場合は基板環境を整えて家でやりましょう。ゲーセンでのプレイはコスト面で非推奨です。


次回以降は各面のパターン解説やグリムレンの自機性能について語ろうと思います。

次回に続く。
ARE YOU GREAT?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?