ワークとライフに役立つネット記事(20)~パパの子育て3カ条

 今回の記事は、20年来の「兼業主夫」である放送作家さんのインタビューです。
 かつて父子家庭だった私から見て強く共感したというのもありますが、育児から逃げられない若いパパ世代と、その上司の世代と、両方にとって大変参考になると思い、取り上げました。

 記事で述べられているとおり、男性(パパ)は育児において、以下のような困難に直面します。
・男性が子供の病気で仕事を早退するのが難しい社会的空気感。
・男性には妊娠期間がなく、授乳もできず、そのハンデを理性で追いつくしかない。
・男性にも寝不足とプレッシャーで産後鬱が起きる(がそのことを知られていない)。
・女性は子供のころから家事を手伝っていることが多いが、男性は知識や経験が乏しい。
・子育てをする男は変わった人、男は弱みを見せるな、といったジェンダーバイアス。
 これらの困難を抱えながらも必死に育児に取り組むわけですから、育休を取得したとしても「休み」なはずはなく、心身両面からの「重労働」です(もちろん妊娠・出産・産褥・授乳等々を全部引き受ける女性(ママ)の「重さ」とは比較になりませんが)。
 上司がこのことを理解できない「昭和脳」であれば、子育て世代の部下とのコミュニケーションを成立させる能力にそもそも欠けることになり、マネージャーとして不適格であることはいうまでもありません。

 本題である「パパが子育てを楽しむための3カ条」は、先輩パパからの極めて実践的なアドバイスであり、ママにとっても有益なはずです。是非、記事で中身を確認してください。
1 「ウチはウチ」と考えて周りと比べない
2 思いどおりにならないのが普通、うまくいったらラッキー
3 「ありがとう」を言われるより言うことを意識