松葉杖生活【3】利用したサービス

そろそろ松葉杖生活も一週間ほど経ちます。
痛み止めが処方されたけど、安静時であれば特にそれも必要ないくらいなので
「ワンチャン大したことないのでは~~???」
とか思っていたのですが、再度病院で診察してもらったらしっかりと
「4週間は固定が必要です」
とか言われちゃいました。ちぇ。

今回は足を不自由にしてから一週間たったので、なんか使ったサービスでもまとめてみようかと思います。
次回予告をいまのうちにしておくと、次回の記事は「あってよかったもの」です。
今回は助かったサービス類です。


◆駅員さんによる、駅構内での車椅子介助
 
これは本当にあってよかった。
松葉杖にまだ慣れず上手く使うことすらできないんだから、ターミナル駅での人ごみの中で移動なんて絶対に無理!と思っていました。
実際現地に行ってみると、やはりこれは無理だな…と。
ただでさえ慣れない松葉杖、いまだに100m移動するごとに立ち止まって休憩をしないと体力的にも筋力的にも厳しいのですよ。
それに確実に人にぶつかってしまうし、混雑した場所でうっかり転倒しようものなら他の人も巻き込んでしまう可能性もある。
そうなったら人を巻き込んだ上で自分の怪我も悪化しないとも限らないし、その場合なんやかんやで面倒なことになりかねない。

ただ大前提としてはもちろん、駅員さんの業務に支障がない時間帯であること・人員に余裕があるときでないと対応できないので、駅に向かう前に事前に確認したほうがいいかと思います。
わたしの場合の流れですが、
① 事前に利用する路線会社に問い合わせ
② 該当する駅で車椅子介助の利用が可能かを聞き、利用する駅の問い合わせ先を教えてもらう
③ 利用する駅へ問い合わせをし、「何時に駅の何口に到着するか(この場合はエレベーターのある出入口)」を伝え、着く直前にまた連絡がほしいと回答をいただく
④ 到着5分前くらいに連絡し、入口で車椅子に乗せてもらう
⑤ 改札を通り、駅ホームまで運んでもらう
⑥ 電車が到着したら車椅子のまま電車内の座席まで運んでもらい、そこで車椅子から降りて座席に移動する(車内が空いていたので問題なく乗車、座席に座ることができました)
※この際、降りる駅へも連絡していただき、降車駅でも同様に車椅子介助をしていただけることになりました※
⑦ 降車駅で車椅子を用意していただき、改札を通りエレベーターのある出口まで運んでいただく
⑧ 出口に到着したら車椅子を降りてお別れ

以上がざっとしたわたしの流れでした。
あくまで駅員さんと駅側のご厚意によるところが大きいので、あまりにも忙しい時間帯などは同様のサービスを受けるのは難しいかと思いますが、安全に移動をすることができました。
わたしの場合は電話で問い合わせをしましたが、改札で申し出をしてもいいですよ、と駅員さんに教えてももらいました。
長い移動をするときや体力に自信のないときはまた利用させてもらおうと思いますが、さすがに毎度利用するのは気が引けてしまうので、ここぞというときにお願いしたいと思います。


◆ネット通販
 
もうこっからは普通にみなさん使うものになってくるとは思うのですが、それにしたって翌日届くのがすごい。
怪我した当日にはもう色々検索して、諸々購入したら翌日には届くんですよ。
宅配ボックスから自分の部屋まで運ぶのすらほぼ無理なので、玄関先まで届けてくれることのありがたみよ……
当日その日だけを耐えればいい、ってのがメンタル的にもかなり助かりました。


◆ネットスーパー
 
今回で初めて利用しました。Amazonのも使ったし、イオンのも使った。
まじのスーパーなのでその日の入荷状況とかにもよるものが多いですが、早めに注文さえしちゃえば数時間後には届くのも良い。
何より食材はおろか、洗剤やティッシュなどの日用品すら買い出しに行けないこの状況、スーパーにあるものなら大体届けてくれるのが本当に助かる。
しばらく食事はデリバリーかな…なんて思っていたけど、変わらず自炊したりの日常生活をおくれるのでこれもメンタル的にもかなり助かっています。
それから、このサービスを利用する人の中には高齢の方や身体が不自由な方も多いからか、配達員さんが怪我してるわたしを見て「中までお運びしますね!」と言ってくれるありがたみ。
スーパーでの買い物って重たいものも多かったりするから、本当にこれがなかったら生活が成り立っていなかったかもしれない。
これは今後も普通に風邪ひいたとかでも使うかもしれない。


◆タクシーアプリ
 
スマホでタクシー呼び出せるやつ。もちろん迎車料金は発生しますが、指定したところに来てくれるのはありがたいです。
ターミナル駅とかだと主要出口にはタクシー乗り場がありますが、エレベーター口とかにはタクシーがいなかったりもするので……。
あとなんとなく感じたことですが、道で野良のタクシーを捕まえようと思っても松葉杖をついてると止まってくれなかったりします。
もちろん先方にも客を選ぶ権利はあるので、疲れてるときに介助が必要かもしれない客を相手にするのは気力がいるのかもしれませんね。
あとは地味に便利なのが、事前にカード情報を登録したりするので、支払いがアプリ上で済んでいること。
どうしても乗降時にもたついてしまうので、その時間を減らせるのもうれしいです。
まじで冗談抜きに出費が嵩みますが、タクシーさえあれば移動なんて余裕なので、お財布事情と相談して利用したいと思います。
クッ、わたしが富豪だったらこんな苦労しないのに。


とまあ、ざっとならべてみましたがこんなところでしょうか。
まだまだ松葉杖生活は続きますので、また便利なものがあったら紹介しようかな。
冒頭にあるとおり、次回は「便利グッズ」の紹介です。
いつか誰かの役にたちますように。


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